2011 年 8 月 23 日

エンリッチでダイビング

Filed under: 慶良間,沖縄体験ダイビング — admin @ 3:15 PM

はいさい! 土門です。

今日も青空っ。
船の上は レスキューダイバーチーム、ファンダイビングチーム、体験ダイビングチームと目的も潜り方も様々。

船の上での過ごし方も皆さん様々でしたよ。 イルカを期待してずっと海を見ている人、爆睡する人。音楽聞いている人などなど。
でも慶良間諸島が近づくと 皆の意識はやはり海に向かいます。

ファンダイビングチームは ナイトロックスでのダイビングも楽しんじゃいました。
今年に入って いろいろな所で目にする機会が増えたと思われる黄色と緑色のラインの入ったタンク。
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メリットはいろいろありますが、最大のメリットは「無減圧潜水時間の延長」ですよね。

ダイビングの世界では 今までも劇的な変化がありました。
ダイブテーブルだけで潜水計画を立てていた頃からは考えられない程 飛躍的に潜水時間が長くなったマルチレベルでの潜水計画。
それをダイビングコンピュータで管理するようになり リアルタイムでマルチレベル潜水の管理ができるようになりました。

ナイトロックスも基本的な事をきちんと理解して、使用のルールを守れば 安全に劇的に無減圧限界を伸ばせるんです。
しかも、ダイビングコンピュータを併用すれば更に安全に延長できます。

減圧症の危険因子(前日の飲酒、疲労、加齢、肥満などなど)がいろいろある中で、増やせる安全要因は意外と少ないもの。
その安全要因の1つがナイトロックスなんです。

皆さんもぜひ ナイトロックスダイバーになりましょう。

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さてさて、恒例になりつつある○宮さんご夫婦&ガイドの大谷。
3人だけでファンダイビングを満喫してきたようです。少人数制での安心感から ゆったりのんびり楽しんだようですよ。
沖縄のカラフルな魚たちは何を見ても 嬉しくなるもの。
お二人も 赤い水玉模様のカニとか黄色の魚とかクマノミでテンション上がっていたようです。

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最後は 体験ダイビングを楽しんだ皆さん。 自己紹介をしてみたら皆さん九州(福岡、鹿児島)とのことで一気に気持ちがほぐれたみたいでした。
ご夫婦で参加のAさん夫婦は イルカとカメが見たい!とのリクエストをいただいておりました。イルカの方は次回に持ち越しになりましたがウミガメは会えたみたいでしたよ。
一方生まれてはじめてのダイビングと言っていた下之薗さんですが、水中姿勢もほぼ水平。呼吸での浮力調整も出来てしまう驚きの体験ダイバーでした。
この身体能力の高さゆえか、日頃の行いの良さなのか2回のダイビングでしっかり二種類のウミガメに会えました。
しかもかなりじっくりと♪  休んでいるカメ、お食事中のカメどちらも10分以上見てたんじゃないかな~。
たっぷり海中世界を楽しんできちゃいました。

まだまだ、夏は終わらない沖縄。
いろいろなお楽しみを 用意して皆さんがあそびに来るのをお待ちしておりまーす♪

慶良間ダイビング ブルーフィールドのドリフトツアー

2011 年 8 月 13 日

エンリッチド・エア(ナイトロックス)を使って沖縄本島の海を楽しむ♪

ハイタイ、山崎です。

今日は、エンリッチド・エア(ナイトロックス)を使用して思う存分ダイビングを楽しんできました。そんな一日をガイド目線でお話ししてみたいと思います。

本日、目指すダイビングエリアは、今日は恩納村は万座。
地形やマクロが楽しめる、豪快なポイントが並ぶところ。ドリームホールやホーシュー、なんて名前は耳にしたことがある方も多いかと思います。ストーンと5-6mから底は40-50mまで落ち込む、壁のようなところに、ところどころ穴があいており、洞窟やオーバーハングを作っていたり、通り抜けられる穴があったり。そこについているマクロな生物を狙うもよし、最近よく現れるマダラトビエイを探しに中層に目を向けるもよし。底を見ると大きな岩がそそりたっているところもあります。

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しかし、視界に幅を持たせて、一日3ダイブを楽しむならば、空気だと限界が。一日の2本目、3本目ともなるとダイブコンピューターとにらめっこになることもしばしば。ガイドとしては、ポイント選択に悩むところです。

ところがところが、今日のご参加の皆様は、みな、エンリッチド・エアスペシャリティをお持ちのお客様。
朝からみんなで32%のタンクを背中に背負い、豪快なポイントを目指していざ、出発。

今日のダイビングポイント:恩納村
①ミニドリームホール
②クロスライン
③ディープXXX

んー、本当は、万座ドリームホールのほうを狙いたかったのですが、流れが強く激流だったということで、今日は断念。
午前中はミニドリームホールを楽しんできました。

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棚の上からゆっくり入っていって、そこから見上げると、水面から差し込む光が。
角度によっては、ハート型に見える穴もあって、ロマンチック(?)
ここでは、地形を楽しんだあとは、ネムリブカがお昼寝をしているところを探しに行きました。沖に回って、アカヒメジやアマミスズメダイが群れ、ムチカラマツが点在する根へ。最大深度は24m。平均深度が11m。クウキだったら、一日の残りのダイビングのことを考えて、もう少し控えておこうかなというところですが、エンリッチド・エアを使用しているので、問題なし。ちょっと流れていましたね。

2ダイブ目は、緩急をつけたポイント選択で、クロスラインへ。
ここは、沖に向かって走る根にユビエダハマサンゴの見事な群生。そしてその先に広がる真っ白な砂地。
最大深度は18mと、深くないものの、ガイドとしては、この砂地でいろいろな生物探しに時間をかけたい。そんなときに、エンリッチド・エアを使っていると、ダイブプランに余裕がでます。

ここでは、トウアカクマノミが抱卵しているところ、ハダカハオコゼが2匹もついている根をじっくり撮影。
そこには、今日はオニダルマオコゼが、なぜか3匹も顔をつきあわせてじっとしていました。
幼魚も多くて、シロブチハタの小さな幼魚、ハナミノカサゴの幼魚、それから、ナンヨウハギのちっちゃな幼魚がブイについたサンゴに隠れているのや、テンスの幼魚を見ました。とーってもかわいかったですね。平均深度は11m。それでも楽しめるのはエンリッチド・エアならでは。

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今日の三本目。2時間とたっぷり水面休憩をおいて、午後も地形ポイントを目指します。
んー、先に行っている船からの情報だと、やまり万座ドリームホールは激流だそう。今日は安全をとって、流れのないディープXXXへ。
ここは、それこそストーンと落ちるドロップオフを、ずーっと降りていくと大きな根があり、そこにヤギが生えています。
さて、じっくりピグミーシーホースを探したいところ。
28mほどのところに、気になるヤギが。でも、大きくて、捜索範囲が広いっ。今日の私はクウキ設定のダイブコンピューターをつけていたので、そっちを見ていると、減圧不要限界が一桁に入っていきます。
やっぱり、「残り8分」、「残り7分」と言われると、じっくり小物を探すのにはドキドキしてくる水深です。しかし、32%のエンリッチド・エアの設定になっているほうのダイブコンピューターを見ると、のこり26分。あーやっぱりナイトロックスでよかった!

それでも、あまり深場にいすぎるのもいやだなぁと思い始めたころ、小さなヤギにピグミーシーホースがついているのが目につきました。ラッキー。

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そこで、じっくりとライトをあてて、マクロモードで撮影開始。このときで、23mほどの水深ですが、この時間とタイミングでも写真を撮れてしまうのがエンリッチド・エアを使ったダイビングならでは。
今まで、クウキでのダイビングだと諦めていたことが、あきらめなくてもいい!

これは、ガイドとしてとっても嬉しいことです。
やっぱり、目指す場所、狙う被写体、水中生物がいるのに、ダイブコンピューターとにらめっこしながら、浮上サインを出すのは残念。
しかし、今日は粘れたので、じっくり撮影、観察も楽しめちゃいました。

みなさんも、今までとは違ったスタイルのダイビングを楽しむために、エンリッチド・エア、試してみませんか?

山崎

慶良間ダイビング ブルーフィールドのドリフトツアー

2011 年 8 月 10 日

カメを見るためにカメダッシュ!

ハイタイ、山崎です。

今日の沖縄は、ときどきうっすら曇り、そして晴天がピカーっと訪れたり。
その中、渋い男性ダイバー陣はガッツリとエンリッチド・エア(ナイトロックス)のタンクを背中に背負って土門とファンダイビング。
そして、五十嵐・川瀬チームは体験ダイビング。サンゴがきれいなポイントにいったり、カメポイントに行ったり。3つの島を点々と、アイランドホッピングして、夏の慶良間を楽しんできたようですよ。
見てください、この笑顔♪

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今日のダイビングポイント: ケラマ諸島
①ヒージャーベイ(黒島)
②タマナーファーム(儀志布島)
③知志(座間味島)

エンリッチド・エアを使っているチームは、地形が大好き。洞窟を楽しんだり、ちょっと深場のところでハナゴイがたくさん群れているところを見たり。
それから、もちろんカメもゲットしましたよ。

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体験ダイビングに挑戦の皆さんも、水中カメラをレンタルしてバシバシ撮ったり。
クマノミたちにも会えましたし、もちろんカメにも。カメを見つけた瞬間は、「カメダッシュ(川瀬談)」して、見に行ったそうです(笑)。山崎は最近になって「カメダッシュ」という言葉を習いました。

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これだけ水中を余裕の笑顔で楽しんでいれば、次はライセンス取得も夢じゃないですね。
ブルーフィールドに体験ダイビングに訪れたお客様でも、あっという間に次の年にはダイビングのCカードを取得し、バリバリダイビングを趣味として楽しんでいらっしゃる方も多いです。
オープンウォーター・ダイバー講習を受ければ、自分でふわふわと泳ぐコツや、いろいろなスキルをマスターして、お魚の写真をじっくり撮ったり、洞窟を楽しんだり、ジンベイザメに会いにいくこともできますよ♪
ブルーフィールドには、ダイバーになった後にも、アドバンスド・オープンウォーターダイバー講習を始め、エンリッチド・エアやドリフトダイビングなど、各種ステップアップ講習も充実しています。
そう、今日大谷担当でオープンウォーター・ダイバー講習を修了した方は、つい一昨日までは体験ダイバー。明日からはアドバンスド・オープンウォーターダイバー講習を、ボートで慶良間で実習します。素敵な透明度の高い沖縄では、いろいろな講習が、よりいっそう楽しくできちゃいます。

さあ、みんなでダイバーになりましょう♪

2011 年 8 月 7 日

エンリッチドエア・ナイトロックスの魅力

Filed under: エンリッチドエアー,ナイトロックス — admin @ 8:17 AM

はいさい!大谷です。

台風直撃コースの沖縄。その間はさすがにダイビングは中止でした。。。
今日はエンリッチドエアー・ナイトロックスについてご紹介です。

エンリッチドエアー・ナイトロックス(ENAx)が沖縄本島に上陸してからもう1年以上が経過
スウィフトの上では緑と黄色のステッカーが貼られたタンクを担ぐダイバーでにぎわっている日が多くなりました。
このエンリッチってそもそもなんなの?っと言う疑問に関しては、、、過去のブログやHPをチェックしてください♪

エンリッチドエアーEANx

このEANxを使用する際には普段(クウキ)とは違った注意点も出てきます。
例えば、酸素濃度が高くなるぶん、水深の制限が出てきます。
今ブルーフィールドで主に使用している酸素濃度32%を僕のダイコンにセットすると最大水深が33.7mとなります。
万が一この水深を超えてしまうと酸素中毒のリスクが高くなってしまうので、水深のコントロールや安全に対しての自己管理が重要となります。

しかし、僕はEANxを使ってのダイビングでこの水深制限があることを不便に思ったことは1度もないですね~
理由の1つとしては慶良間や本島近海での見物で40m近くまで行かないと見ることができない生物はめったにない事。
そして、この水深に長く滞在できるとしてもエアの消費の事を考えると、、、結局は40m近いラインで長く滞在することはないのかな~って思っています。
例えば、深場を好むピグミーやアケボノハゼなども慶良間なら20~25mラインで見れてしまうのでむしろそんな生物をじーっくり撮影するならやっぱり通常のクウキよりもEANxのが魅力的♪

ピグミーアケボノハゼ

そしてもう1つ普段と違うことといえば、器材(主にレギュレーター)に関する留意点です。
高濃度酸素のEANxでは専用のメンテナンスされたクリーンな状態の器材が必要となります。
PADIのマニュアルでは40%以下であれば標準のレギュレーターで使用してもOKとあります。
おぉっ!ってことはEANxSPを取得したら今僕が持っているレギュレーターをそのまま使えるんじゃーん!
っとこの文章を読んだだけではその通りですが、実はマニュアルにはこれに続きがあり
「すべてその器材メーカーが推奨する手順に従って下さい」と一言書いてあります。
つまりは、メーカーが「うちのレギュレーターはEANx専用ではないから使わないでね~」っと言っていたらそのモデルでは使用できないのです。
今現在各メーカーによってこのEANxで使用の見解が異なります。

EANx専用のレギュレーターを発売しているメーカーもあれば

日本アクアラング

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クウキとの併用をしてもOKだけど・・・

TUSA

B-ism

このように各メーカーによって様々なのです。
さて、今皆さんがお持ちのレギュレーターはどこのメーカーでしょう?
専用のOHをしていないとEANxとしては使用することができないものもあれば、
クウキとの併用をしても大丈夫だけどそのクウキが汚染されていないクウキでないと安全とは保証できないですよ~っと言う器材もあります。
現在ブルーフィールドでのEANxのレンタルレギュレーターは専用の物として、クウキとの併用はしていないです。
僕達インストラクターが使うとき専用のものとしています。
皆さんにも安全性や信頼度から考えるとやっぱりEANx専用のレギュレーターをオススメいたします!

各メーカーのこのEANx対応のレギュレーターも去年と比べると続々と新作が発表されています!
これからEANxがスタンダードなタンクとして使用されていくことは世界のダイビングシーンを見ていればわかります!
沖縄は嘉手納から!世界基準のエンリッチドエアーを使ってこれからさらに沖縄ダイビングを楽しんでいきますよー!!

早く海穏やかにならないかなぁ~。。。

慶良間ダイビング ブルーフィールドのドリフトツアー

2011 年 7 月 8 日

ケラマで体験ダイビング&ファンダイビング!

ハイタイ、山崎です。

今日の沖縄は、南風強く、とっても晴れたり、いきなり大雨が降ったり。
スウィフト号とビーフラップ号で出航しましたが、ビーフラップ号の2つめのポイント、座間味島の百合ヶ浜では、お昼ごはんタイムに水面がエメラルドブルーと濃いブルー、その下の鮮やかなサンゴが透けてみえ、ちらっとイカの赤ちゃんが水面を泳いでいるのが見えたり。儀志島での水面休息中には、カメも顔をだしてくれました。

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ところで、スウィフト号は五十嵐担当のスノーケル・チームでのんびり楽しんできたようですが、ビーフラップ号は大谷と山崎で、2チーム。エンリッチドエアを使いながらベテランダイバー組はディープダイビングをしたり、アンカードリフトをしたり。体験ダイビングのお友達と一緒にいらしたお客様は、ダイビング始めたばかりなので、ゆっくりのんびりと。いろんな楽しみ方をしてきましたよ♪

今日のダイビングポイント:慶良間諸島
①タマナーファーム(儀志布島)
②百合ヶ浜(座間味島)
③知志(座間味島)

エンリッチド・エアでダイビング! ライセンスをとって初めてのボートダイビング!

ここでは、大谷チームはディープダイビング。
アドバンスド・オープンウォーター講習の仕上げの講習です。深く潜るための準備や注意点、深度変化にともなう様々な変化を頭にしっかりいれてから潜ります。
今日はエンリッチド・エアをご使用の方ばかり。やはり、目的によってダイビングの深度は様々変わりますが、安全安心をとるなら酸素濃度の高めに充填してある、エンリッチド・エア(ナイトロックス)。沖縄に普及し1年たちましたが、最近ブルーフィールドではエンリッチド・エアのスペシャリティを受講する方が続出。どんどん「スタンダード」になりつつあります。

エンリッチド・エア(ナイトロックス)のページ

2本目の百合ヶ浜は、もうサンゴがお腹いっぱい食べられ・・・いや、見られます。
ここでは中性浮力のコントロールが必至ですね。オープンウォーター講習をしたばかりの、初めてのボートダイビングで緊張されていた方もいましたが、バッチリとウェイト調整をして、潜ることができました。
ハナビラクマノミの卵も見られて、感動しましたね。黄色い色の卵。いつごろハッチアウトするんでしょうね。

ハナビラクマノミの卵です。黄色いツブツブ! p7083854

お昼ごはんは、船長特製スープにお弁当、太陽の光が映しだす素敵な海の色を肴に、優雅なランチタイム。あんまり水面が穏やかで綺麗に見えるので、スノーケルに遊びにいく方もいらっしゃいましたね。

水中は、今は幼魚だらけ!
山崎チームは、午後はレンタルのカメラを片手に、体験ダイビングのお友達と。
キンギョハナダイや、ハナゴイの子供たちがとぉーっても可愛かったですね。グルクンも群れで現れてくれ、お昼ごはんの中身がどんな感じで水中で泳いでいるか確認できました♪
植物か、サンゴかと思っていたという、ウミシダをよーく覗いてみたら、バサラカクレエビやコマチコシオリエビが隠れていたり。海の中にはいろんなところにいろんな生物がいるんだと、今まで知らなかった世界を垣間見た感じでした。

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大谷チームも、アンカードリフトでずいぶん広範囲を流れにのって見ることができたようですよー。
ダイビングには、いろんなスタイルあり、いろんなアプローチで楽しんでいけるんですよね♪

ブルーフィールドのアドバンスド・オープンウォーター講習のページ

2011 年 7 月 6 日

洞窟に幼魚にカメに。。。サメも!エンリッチドで慶良間☆

ハイタイ、山崎です。

今日は晴天の中、スウィフト号は慶良間へ行ってきましたよ♪
船の上には、山崎チームはエンリッチド・エアSP講習の仕上げの方、2日間で慶良間とジンベイを満喫される沖縄本島初めてダイバー。
五十嵐チームには、体験ダイビングで魅せられ、今回はPSD(PADIスクーバダイバー)という、初級ライセンス講習にご参加のお二人。

こんなポイントで楽しく潜ってきましたよ。

今日のダイビングポイント:慶良間諸島
①知志(座間味島)
②サンドトライアングル(儀志布島)
③ヒージャーベイ(黒島)

すみません、1ダイブ目は自分の趣味の世界にかなり走ってしまいました。
今の沖縄は、お魚の卵が続々とハッチアウトして、幼魚たちがいっぱいの季節。
こんなお魚たちの幼魚を見ましたよ。
アマミスズメダイの幼魚
ツユベラの幼魚
カンムリベラの幼魚
クマノミの赤ちゃん
ハマクマノミの幼魚(2本線が入っていましたね)

アマミスズメダイの幼魚たち ウミガメ!

上の写真のアマミスズメダイの幼魚たちは、大きくなると黒白の「フツーの」スズメダイたちになります。
子供のときは青いラインが入っていて、とっても愛らしい。ツユベラやカンムリベラも、まったく違う魚のような色・形をしていますよ。
クマノミの赤ちゃんたちもとっても可愛かった!ハマクマノミは、ちゃんと子供の時だけある2本線を確認できましたね。

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さて、洞窟に、カメに、満喫している私たちですが。。。
エンリッチド・エアの講習のほうも順調。今日は、学科講習後の、実地のダイブ。
ダイブコンピューターを、エア(空気)モードに設定したものと、32%のエンリッチド・エアに設定したものを二つ付けて潜ります。
下の左の写真を御覧ください。2ダイブ目でしたが、現在いる14m地点で、潜水開始23分、この時点での減圧不要限界が、エンリッチド・エアが118分なのに対して、空気のほうは49分。歴然とした違いがあります。

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3ダイブ目の黒島北でも、ちょっと深場の20mぐらいでハナゴイやパラウハマサンゴを楽しんだり。
「ここでゆっくり普段だとできないなー」っていう場面でも、18m前後のソフトコーラルについていた、2匹のミナミクモガニ(オランウータンクラブ)をじっくり観察したり。

ゆっくりとった安全停止では、私が慶良間で一番大好きなスポットへご案内。お腹いっぱいサンゴをみながら、ひょいと出てきたネムリブカの子供。
一日の締めとしてはかなりgood diveでしたね♪

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2011 年 6 月 13 日

粟国・・・

Filed under: エンリッチドエアー,ナイトロックス — admin @ 10:32 PM

梅雨明けの沖縄は毎日 最高気温30度をマークしています。
ちょっと動くと じと~~~っと汗が。

さて昨日 12日は粟国ツアーの設定日。
ここ数日続いた 南風(南西の風、風速8m/s)

通常 洋上の風は陸上に比べて1.2倍と言われます(文献によっては1.3倍)という事は風速約10m/sが吹いているという事。
その洋上ならではの強い風を利用して風力発電をするアイデアもいくつかあります。浮体式と言う新しいアイデアも出てきているようですね。
日本の未来は明るい!! というのとは裏腹に この強風のせいで波は高くなり 僕らの今回の粟国遠征は、慶良間でドリフトダイビングに変更になったのでした。

さて そんな粟国改め慶良間でのダイビングは
①シーファン
②男岩
③黒島北
・・・という3本立て。

今回は全員EANx(ナイトロックス)でのチームです。

黄色と緑がまぶしい!
これなら いつもとは違うコース取りが可能♪

しかも皆さん腕の立つ方達なのでオールドリフトダイビング決定です。

粟国に行けなかったけどその分 平均水深が深めのダイブプロフィールも可能。
明日飛行機で帰るというお客さんも 毎日潜っているお客さんも不安なく 遊べちゃいます。

ちなみに 減圧症関連について詳しく紹介しているとして 紹介される事が多いこちらも見ておくと為になりますよ。
ダイビング器材メーカーのTUSA HP
ナイトロックスならば 減圧不要限界にかなりの余裕が生じます。
詳しくは過去の海日記でもご紹介していますね。

さらにさらに お酒が好きで 潜るの大好き!豪快なダイビング大好きっ で40歳以上ですという人は ナイトロックスに切り替えた方が安心かも知れませんね~~(減圧症の要因、誘因)

今回の皆さんもあてはまるものが 多々ありそうな要因、誘因です。

・連日のダイビング
・明日は飛行機搭乗予定
・普段忙しく働いているからこその疲労
・加齢などなど
人によって 減圧症に対する危険要因は様々。
それらの危険性を考慮すると減圧不要限界ぎりぎりのダイビングは結構ハイリスクと言えます。
もちろんエアで潜っても大丈夫なプランなのですが、ナイトロックスならば より安心なのですよ♪

詳しくは ダイビングに詳しいお医者さんが作ったHPにも紹介されていますので興味のある方はご一読ください。

ってなわけで  ナイトロックスでのダイビングでは 被写体がこちらを向くまで待ってみたり、
イソマグロ出現アップ
深場から水中景観を楽しんでみたり

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遊んできちゃいました。

水中でも目立ちますなぁ

泳ぎまわるネムリブカも。

こちらの泳ぎまわるネムリブカも大接近。

いやぁ いろいろありますが 楽しいダイビングが出来て良かったです。皆さんありがとうございました。

今回の皆さんです。

また みんなでドリドリ 流しましょ~~~う♪

2011 年 5 月 19 日

今日もエンリッチド・エアで楽しくダイビング♪

Filed under: 未分類 — admin @ 6:39 PM

ハイタイ、山崎です。

沖縄の海はまただいぶおだやかになり、するーっとなだらかな水面を慶良間まで行ってきましたよ。
今日のお客様も、エンリッチド・エア(ナイトロックス)を使用してのダイビング。黒島に、儀志布島に、たくさんのものを見てきましたよ♪

エンリッチド・エアでダイビング!(沖縄 慶良間諸島)

今日のダイビングポイント: 慶良間諸島
①黒島南
②サンドトライアングル(儀志布島)
③タマナーファーム (儀志布島)

今日のテーマは、まずは今のシーズン面白いものを、ということで、クマノミの卵を見てきました。
黒島南は久しぶりに潜ったのですが、やっぱり、ここでもクマノミが卵を持っています。遠くからクマノミの動きを見ていると、ヒレをひらひらさせているので、そーっとイソギンチャクに近づくと赤い卵がたくさん!ライトをあてて顔を近づけてみると、一つ一つの卵にちゃんと目がついています。
生まれるのが楽しみ♪
そう、今の時期は産卵や抱卵シーンが楽しめるということは、これから先のシーズンは、その子供たちが生まれているんですね。
そのシーズンごとの海の楽しみがありますよね!黒島南では、コブシメの卵も、必死に探したけれど見つかりませんでした。もうここではハッチアウトしてしまったのかな?

クマノミが卵の世話をしています! コブシメが人懐っこくついてきました!

そう、コブシメといえば、サンドトライアングルで、「逃げそうで逃げない、そしてあとでこっそり振り返るといる」コブシメくんに会いました。ひらひら泳いでいて、見応えがありましたね。
カクレクマノミの赤ちゃんや、そうそう、幼魚もたくさん見てきましたよ。
意外と、幼魚のときは全然違う色形をしている魚は多くて、そのことを知らない方もいらっしゃいます。今日は、アマミスズメダイの大人と子供を比べたり、ミツボシクロスズメダイの赤ちゃんも見ました。アカククリの幼魚が擬態しているという、黒にオレンジの縁がついたヒラムシもいましたね。
また、海の「不思議」、そして「面白さ」が増えた一日でした。

今度いらしたときは、エンリッチド・エア・ナイトロックスのスペシャリティー講習だそうです。
日本も、どんどん多くの方が興味を持ち始めて、さらに普及していきそうです。より安全で、安心なダイビングスタイル。
興味があるかたはお問い合わせくださいね!

エンリッチド・エアーナイトロックスダイビング

2011 年 5 月 18 日

エンリッチド・エアでワイド三昧の慶良間ダイビング!

Filed under: 未分類 — admin @ 7:51 PM

ハイタイ、山崎です。

今日の沖縄は、晴れました!
お日様が顔を出しました!やっぱり、嬉しいです!

こう、雨が続くと、久しぶりに見る晴れ間がすごい幸せをもたらしてくれます。
うれしくって、水中から太陽も撮ってしまいました。

そんな沖縄、今日はマンツーマンで慶良間まで遊びに行ってきました。
遠くカリフォルニア州からいらして、沖縄で3日間のダイビングも、今日が最終日。昨日まではマクロを堪能してきましたが、今日はおっきなワイドレンズを着用!絵になる風景を求めて、ダイビングを楽しんできました。

水中から見上げる太陽!(慶良間 ダイビング) 座間味島にて!

今日の沖縄:ダイビングポイント(慶良間諸島)
①野崎 (渡嘉敷島)
②トウマ西 (座間味島)
③サンドトライアングル (儀志布島)

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今日はなんだか、よくカメが見られるポイントではカメを見ず、カメポイント以外で毎回カメが姿を現してくれました。
背中には、エンリッチド・エア(ナイトロックス)のタンク。じっくりゆっくり、減圧不要限界の時間を気にせず撮影ができます。
野崎では、エダサンゴの群生のエリアでスズメダイたち、そしてタイマイも登場!

2本目のトウマでは、ナイトロックスを使用していることもあったので、18mほどの深めのところでじっくりハナゴイが群れる様子を、撮影。ちょっと私が回りこんで群れを追い込んだりしながら、綺麗に撮れるように工夫したり。
そしたら、そのへんをねぐらにしているらしいアオウミガメを発見。やっぱり、見慣れていてもカメに会うと、嬉しいですよね。

タイマイが姿を現してくれました p1011662

午後のサンドトライアングルは、白い砂地とサンゴの根の交じる様子が幻想的。
ここも、リーフの上からストンと砂地に降りると14-15メートルは深さがあるため、そこでじっくり撮影していると、空気使用の場合だと減圧不要限界の時間が気になります。
しかし、途中経過を見たところ、空気使用の設定だと残り時間が30分程度のときでさえ、32%のエンリッチド・エアを使用していると80分も時間があったりして。余計な心配をすることなく楽しめます。
途中でおおーきなドクウツボの撮影に入ったMattさん。横で私は白い砂地に、個人的な趣味でオビテンスモドキの幼魚がいないかなーと目を走らせていたら、こんなウミウシを発見しました。

かわいいベイビーのウミウシちゃん!

大きさ、1cmにも満たないぐらい。すっごく可愛かったですよ!白い砂地の真ん中に、まるでチリみたいでした。

さあ、皆さん、世界ではスタンダードになりつつあるエンリッチド・エア(ナイトロックス)を使ってのダイビング。
ぜひ、Dive Todayでお試しになってはいかがですか?
ブルーフィールドでは、エンリッチド・エア・スペシャリティ講習でSP(スペシャリティ)の取得もできます。

エンリッチド・エア・ナイトロックスのページはコチラ

2011 年 5 月 17 日

ナイトロックスでダイビング♪

Filed under: 未分類 — admin @ 8:33 PM

ハイタイ、山崎です。

今日は、スウィフト号でファンダイビングと体験ダイビングのメニューで楽しくダイビングをしてきました♪
体験ダイビングは、社員旅行の皆様がご参加になり、そ、そういえば今日の船上・・・女性のお客様がいない、という「メンズ」な一日でした。渡部・大谷の体験ダイビングチームも楽しそうでしたが。。。

山崎のファンダイビングチームは、のんびりと。
北風が強かったので、座間味湾内をマクロ三昧してきました。メンバーは昨日と一緒。
最近ダイビングを始めて、2年でもう100本を突破している方と、「久しぶりだからちょっと潜れたらいいか」ぐらいの気持ちでいらして、昨日も今日も三本潜っている方。そして、沖縄の海に魅せられて、学会のついでに「前乗り」で沖縄入りして潜っているカリフォルニアの方。
今日はエンリッチド・エア使用で潜りますよ!

エンリッチド・エア (ナイトロックス)で潜りましょう♪ クマノミが卵を世話しています

真っ白い砂地に点在する根。
スズメダイ達がその根に群がるところを眺めたり、クマノミたちがせっせと卵を世話するところを激写したり。
カメラをお持ちのかたは思い思いに撮影。お持ちでない方は、私とじっくり生物観察。
テッポウハゼと共生している、ヒメダテハゼがいるところを、ひたすらじーーーっとみて、チョコチョコとエビが出てくるのを待ったり。目の前をいったりきたりするヤシャベラやチョウチョウウオと遊んでみたり。

デバスズメダイ、ベイビーたちもいっぱい ミナミホタテウミヘビが顔を出していました。

ウミウシもたくさんいたし、最後のドラゴンレディーでは、ウミヘビが砂地から顔を出しているのを発見。
ちょっと近くを棒で突っついてみたら、全体がでてくるかな?なんて冗談を言っていましたが、なんか、目は眼光するどくて、そんないたずらしたらバチが当たりそうですね~なんて、いろいろと楽しかったですね。

そんなダイビングも、エンリッチド・エア使用だからこそ、のんびり余裕を持って楽しめました。私も、ナイトロックス三ダイブ分全て使うと、一日の疲れが全然違います。やっぱりいいですね、エンリッチド・エア!

今度いらした時は、ガッツリ地形のポイントを攻められるといいですね。
粟国や渡名喜、目指してドリフトツアーもいいですね。

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