ベテランダイバーは基本に忠実なダイバーであってほしい。
PADI メンバーの皆さんならご存知だと思いますが
バディブリージングという単語がPADIのマニュアルから消えます。
PADIのオープンウォーター講習の中でも オプションになって随分たちますから
今更って感じる人も居るかもしれません。ダイブマスターコースで始めてバディブリージングをしたっていう方も多いかもしれないですもん。
国によっては 法律でバックアップ空気源が必要なところもあります。
(オーストラリア・クィーンズランド州の場合は、法律でバックアップ空気源の携帯が義務付けられています。)
バックアップ空気源があれば互いに呼吸を確保した状態を維持しながら浮上できます。
これは安心!
でも、でもですよ。このバックアップ空気源を意図したとおりに使えるダイビングをしているかな?というクエスチョンがつくのです。
例えば、普段ブリーフィングの中で「バディシステム」について話しても
水中では誰と誰がバディだったかわからないくらい離れちゃっている姿。
「バディ同士は近くに」とお話しすると ベテランのダイバーほど
「はぐれなければ大丈夫ですよね」と返ってきます。
特に、普段あまり透明度の良くない所で潜ることが多い方はその傾向が強いかも。
水中で「はぐれる」っていうのが 最も大きな心配事なのかも知れませんね。
だけど・・・うっかり残圧の管理を忘れた ダイバーにとってエアー切れは突然やってくるのです。
しかもエア切れに気がつくシチュエーションは
エアーを吐いて→次の呼吸をしようとしたらエア切れで空気が吸えない…。
そんな場面をリアルに想定してみてください。
試しにエアーを吐いた状態でどの位の距離を泳げるか?やってみても良いかも知れません。←もちろん安全確保の為に インストラクターの監督下で!
そして その時に泳げた距離がバディと離れて良い限界なのです。
本来、水中で生きていくことの出来ない人間が 水中で活動する為に開発されたスクーバ。それを使う以上 十分なリスクマネジメントも必要です。
様々なリスク対処の仕方をOWD講習では習ったはず。
そして平常時にはおよそやらないであろうミスをしちゃうのが人間なのです。
水深にもよりますが水中でのエア切れは、間違いなく命に関わります。
一番の心配事かも知れませんけど、ほとんどのケースで「はぐれただけ」では死にはしません。一方 呼吸に関してはほとんど猶予はありませんよね。
バディブリージングが無くなるって聞いて いろいろ考えてしまうのでした。





