2010 年 11 月 28 日

海の生物の混獲レスキュー!

Filed under: ブルーフィールドのお話 — admin @ 8:59 PM

はいさい!
久しぶりに海日記に登場の大谷です♪

今日は美ら海水族館の近くにある海洋博研究センターまで研修を受けに行ってきました!
研修テーマはというと、、、

【海の生物の混獲レスキュー】
今、沖縄近海でジュゴンやクジラ、イルカやカメといった海の生物が色々な原因によって数が減少しています。
そんな生物達の現状と今後の対策についてお話を聞いてきました。

僕達が潜っている沖縄の海では生物の多様性に富んでいるのは皆さんもご存知だと思います。
そんな海で働いているのはダイビングショップだけではないんですね。
例えば漁師さん、沖縄では海人(うみんちゅ)さんですね。
嘉手納の人気ポイント(クマノミパラダイス)の沖にも巨大な定置網が設置されています。
このような漁法の場合では狙っていない生物も捕獲してしまうこともあり、沖縄では珍しいジュゴンだったり鯨類やウミガメだったりもします。
もしもジュゴンや鯨類が網などに引っかかっているのを発見した場合の対処法は意外と知らない事だったり、、、
そんな場面に遭遇したらまずは専門家へ連絡し到着するまでは保護をするのが一番!
生物によって保護をする方法は多少変わってきますが、鯨やイルカなどは体長も大きくむやみに近づくと人間にも危険が。
ブルーフィールドにはロープに絡まったクジラを素潜りで助けるという命知らずで有名な渡〇氏もいますがこれはやっぱり危険すぎます(汗)
本日の講師にそのエピソードを話したら本当に危険すぎるからもうやらないでくれと厳重注意を頂きました。(当然です)
他にもジュゴンが捕獲された際にも出動要請がでた〇部氏と伝説は他にも。。。

クジラ救出劇ジュゴン救出劇

ちょっと話がそれましたが、今日は保護をする際の手順や注意点について学んできました。
もしもそのような場面に遭遇したら今後は【適切】な対応を行いたいと思います。

網にかかってしまう以外にも原因はたくさん。
例えば、海洋を漂流しているゴミを食べてしまい窒息してしまったり、胃の中で分解されずに餌を食べれなくなり弱ってしまい浅瀬に座礁してしまうなんてこともあります。
ゴミは山で捨てても風に飛ばされたり川に入り最終的には海に辿り着きます。
普段の生活のなかでゴミのポイ捨てをしないなんてのは当たり前ですね。
ただ海にゴミが漂流しているのは事実です。

イルカの胃内のごみ

沖縄のキレイな海に棲み付く貴重な生物達を守り、絶滅の危機に追いやられている生物達の回復のためにもまずは普段の生活のなかから気をつけたいものですね。
いつまでも自然環境を大切にしていきましょう!

エンリッチド・エアーナイトロックスダイビング

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