ビーフラップ 宮崎港→志布志港 《新艇回航紀-5日め》
さて、宮崎に足止め中のビーフラップ。
昨日の海況予報では、このまま数日間足止めか。
と、思いましたが、2晩お世話になった宮崎港を出発したようです。
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ビーフラップの水野です。
兵庫県から沖縄までの回航5日目となりました。
前線や寒気などで海は思ったより苦戦しております。
朝起きると快晴の空ですが相変わらずの北西の強い風です。
宮崎港から南下するには大丈夫という読みで宮崎港を出航です。
そう、ここに係留場合はこの場所がよいでしょうね
漁港より手前の工事船岸壁です。
さて、宮崎港をあとに南下をするのですが
シーガイヤが遠くに見える間は波マシで青い空です
鹿児島に入る頃から、北側からの追い波に揉まれ始め
南下するにつれて南のうねりも発生です。
沖合いから目指す内之浦港に連絡すると…
『今日は漁船だらけで入港不可』との回答です。
んー、志布志港に行き先を変更し
『ビーフラップ発進』です。
鹿児島南沖では相変わらず強風が吹いているためか
志布志湾は猛烈な向かい風です。
ビーフラップの2階はテントで囲まれており
乗組員もそこで見張りをします。
しかし、今日の波はすごかった…
波が多少あるときはこんな感じ
すごい波の時は2階までこんな感じ
全く視界がしぶきで見えません
ま、そんな中3名はがんばり何とか志布志港へ到着です
ここの港湾管理の方もとっても親切で
軽トラでお出迎えしてくれ、燃料、水手配もしてくれました。
さて、今日は4時間程度の走行だったので
お昼はいつもの2品です。
明日から天候不良により待機の予定ですが
まだ元気です。
志布志港より回航記でした。
水野
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なんとか、1歩前進ですね。
雪山で吹雪がひどく周りが何も見えなくなることを「ホワイトアウト」といって、方向間隔を失ってパニックになったりするそうです。
まさしく、ホワイトアウトのような厳しい航海ですね。
でも、見知らぬ港でも海の男同士の友情とサポートがあって心強いですね。
安全を第一に。無理せず頑張ってください。