2013 年 9 月 10 日

ジンベエダイビング~

Filed under: ジンベイザメダイビング — admin @ 11:24 PM

はいさい!
土門です。  今日はジンベエダイビングの担当で潜ってきました。

さてさてジンベエダイビングについては いろいろな思いがあるようです。
世界最大の魚類と一緒に潜れる!という魅力と
「自然の中で遊ぶのがダイビングの楽しみなのに飼育環境下のジンベエでダイビングってどうなの?」というもの。

今日のお客さんも 「ダイビングを始めた時からジンベエダイビングは気になっていたけど
なんか引っかかるものがあって 踏み出せなかった」っておっしゃってました。
僕も当初 飼育下のジンベエダイビングってものに違和感を感じてました。

でも何度かジンベエダイビングをして 皆さんの反応を見ているうちに僕の考えは変わっていきました。
ジンベエダイビングは多くの人を笑顔にしているし ダイビングの楽しみ方のひとつとして有りなんだと。

普段ダイビングしてて遭遇する大物!と言われる魚はイソマグロだったりバラクーダで1m~2mクラス。
それなのに ジンベエダイビングで会えるのは小さい個体でも4.5m~5m!
そりゃ テンション上がりますよね。

来館者数日本一という美ら海水族館。
その水族館にジンベエのいるでっかい水槽がありますね。
黒潮の海というタイトルがついていますがその前に立った時に多くの人が感動するはず。
単純にジンベエのデカさに圧倒される人もいるでしょうし視界に入りきらないほどの水槽とたくさんの魚達を見て 雰囲気に飲まれる人もいるでしょう。

美ら海水族館に行ったダイバーのかなりの人達が
「ここで潜らせてくれないかなぁ」と思うんじゃないでしょうか。


ジンベエが入っている美ら海水族館の大水槽は長さ35m×幅27m、深さ10mという話ですから
直径30mの円柱状の網であるジンベエザメポイントがちょっと狭いくらい。
ところが深さは倍の20m。水族館より大きいわけです。
しかも、水族館と違ってそれまで生活していた環境と同じ海のなか。
(ここのジンベエは沖合にある読谷漁協の定置網にかかったのが入ります。)

より自然な姿のジンベエザメを間近で見られるジンベエダイビング。
価値のあるダイビングスタイルのひとつになってるんじゃないでしょうか。
なお、新しいジンベエがかかると古くからいる個体を出してあげるんで、
ず~っと閉じ込めているわけでも無いんですよ。

終わって港に向かう船で「色んなコト考えてたけど やって良かった!」と話していたお客さんの言葉が全てのように感じます。

ちなみに 美ら海水族館と読谷漁協はジンベエザメの調査研究に関して協力関係の契約を
しており互いの情報をジンベエの健康管理に活かしているようですよ。

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