2009 年 8 月 11 日

タイマイ、ネムリブカ、オランウータンクラブ・・・

ハイタイ、山崎です。

今日も行ってきましたよ、ケラマ。
海もだいぶ落ち着いてきたように思います。今日も、サンゴに地形に、バラエティに富んだポイント選び。
渡部・山崎の2チームで潜ってきました。

今日のケラマ・ダイビングポイント
①カミグー (儀志布島)
②タマナーファーム (儀志布島)
③灯台北 (座間味島)

☆☆ ダイビングポイント 豆知識 ☆☆

「儀志布島(ギシップ)」という島の名前、読みにくいですよね。沖縄の名前らしいです。毎日この名前をパソコンで打っていますが、普通にうつと、出てこないですよね。単語登録しないと。。。

儀志布島では、アオウミガメやタイマイなどのカメが多く見られます。
同じ湾の北側から、タートルリーフ・タマナーファーム・サンドトライアングル・カミグー・タマルル・・・と名前がついています。しかし、船が出航してくる地域(那覇や北谷、ケラマなど。。)や人によってダイビングポイントの名前は違っていたりして、「カメ吉」というポイント名を使うところもあります。まあ、要は、カメがよく見られるのです。今日も1本目も2本目もしっかり見てきましたよ~♪渡部チームはサメも見ていたようです。マダラトビエイもときどき出ますよ。

そのほかには、いろいろなサンゴがいるエリアです。
今日も、おおーきなハマサンゴ、ユビエダハマサンゴの群生、にょこんとつきでたパラウハマサンゴ、ノウミソサンゴ。。。それから、タマナーファームではキャベツのようなリュウキュウキッカサンゴも見てきましたね。そう、「タマナー」とは沖縄の言葉で「キャベツ」という意味なのです。そのサンゴに、様々な魚が群れます。ロクセンスズメダイ、キホシスズメダイ、ハナゴイ、アマミスズメダイ・・・クマノミの種類も豊富で、トウアカクマノミ以外の全ての種類が生息していますよ。潜るダイビングポイントや、その中でもコース取りによってガラリと景色の変わる、何回潜っても飽きないエリアです。

安全停止をするころには、たーくさんのノコギリダイとアカヒメジが混合チームで群れていましたね。
下の写真の、銀色にストライプと黄色の点が入っているのがノコギリダイ。英語で Yellow-spot emperorfishといいます。黄色の点が光りますよね。アカヒメジは、日本語では死んで体色が赤に変わったところを見て「赤」が入った名前ですが、英語だとYellow goatfish。同じ魚の名前のつけかたでも、目の付け所が違いますね。今日はアメリカからのゲストが来ているので、ログ付けタイムはこんなお話も。

ノコギリダイとアカヒメジの混合チーム (タマナーファーム 儀志布島)フラッシュをたくと、キレイな赤 (灯台北 座間味島)

灯台北では、地形を楽しみました。
オーバーハングのところに群れるハナゴイや、イソバナを楽しみましたね。
ちなみに、くどいようですが、「ハナゴイは英語で・・・」、Purple queenです。なんだかかなりイケイケでノリノリ?な名前ですよね。・・・それがなかなか写真を撮るのが難しい。ワイドにハナゴイが群れている様子は、光の入れ方によって全然色が出ません。今日のヤマザキはあえなく撃沈。。。

しかししかし、また、私の大好きなものを発見してご紹介することができましたよ!
じゃじゃーん、オランウータンクラブ。

クリックして拡大してみてね!

写真の中央、イソギンチャクの脇の岩の上のけむくじゃら君です。
今日のゲストには、「小さいものはあまり興味なし!地形!サメ!」という方もいたのですが、おそるおそる「これはどうですかー?」
皆さん、目がまんまるに。ハナビラクマノミのイソギンチャクにいました。一度見て、通り過ぎて、また帰りにもう一度寄りました。動きと、ほんとうに「オランウータン」ぽい毛むくじゃらの体(藻を体につけています)が本当にかわいいですよね!私は実はサメより好きかも。。。

渡部チームは、PPBのスペシャリティ講習もしながらのファンダイビング。
まるでゲームのように、中性浮力の取り方の練習をしていました。一定の深度でホバリングしたり、など。。。こういったスキルが、写真を撮ったり、サンゴを痛めないように生物観察をしたりするときに役立つのですよね!

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