冬の沖縄、気温24度!いよいよIDCも終盤戦。
はいさい!土門です。
今日は海洋の日。朝からポイント選択で悩みに悩んで 結局砂辺に行ってきました。IDCの限定水域講習と海洋実習のプレゼンテーション。
普通にOW講習で行くとしたら「無し」のコンディションですがファンダイビングなら初心者でもOKな感じ。参加者がインストラクター候補生ということと 開催メニューが(課題が)OWD講習だけでは無くアドバンスダイバーとか レスキューダイバー、PPB‐SPなどもあるという事もあり「中部地区で最も一般的な水域」を選びました。
大きなうねりが時々入ってきていましたが 大変なのは波打ち際だけでしたね。
さて IDCに参加しているインストラクター候補生という事は今までダイブマスターとしてor他団体でインストラクターとして安全管理について学んできたという事です。それぞれの環境で身に付けたノウハウをベースに講習を開催する際に気をつけるべきPADI規準の事やトラブル対処の方法などを見せて頂きます。
前回の海で良かった点を残しつつ 改善が必要な部分は修正しているか?
昨日 座学で学んだリスクマネジメントの話も意識してると「お客さん」役の人との距離のとり方も変わってきます。意識が少しずつ変化すると共にみなさんエントリー1回毎に確実に実力とコツを身につけていますね。
あ、 最近お会いしていませんが「うちの○○ちゃんを宜しくお願いします」とおっしゃっていたWさん。
○○ちゃんはもともとインストラクターとしての経験があるので さすが!の出来ですよ~。ご安心ください。
たま~に「え???」てな事があるのはご愛嬌(笑)。意外な面もわかって新発見の多い楽しいIDCになってます。
僕がいつも考えるのは 「悲壮感のただよう厳しいコース」にはしないようにする事。
楽しみながらやった事は自然に身に付きます。
厳しくされたことは試験対策としては有効だけど身についたか?というと微妙なんです。
そして厳しさはPADIの教育理念からも大きく外れます。
・インストラクター試験合格に向けて各自が真剣に取り組む部分
・候補生が実際にインストラクターになってから、参加者の緊張を解くためにする”緩い雰囲気作り”
はどちらも大事。
学生時代の部活を思い出してみてください。厳しい部は伝統的に厳しくて 緩い部は緩かったでしょ?
楽しい雰囲気、緩いムードの中でインストラクターコースをやったらになってくれたら 彼らが担当する将来のお客さんも楽し講習が受けられるはず。
その点 いつも笑い声の絶えない今回のコースはバッチリです。むしろ ちょっとブレーキが必要な時もある程です(笑)
毎回の事ですが参加者の皆さんが 「はじめまして」で始まったとは思えないくらい仲良くなっているのを見るのも僕の楽しみの一つです。
そうそう!来年のIDC予定が決まりました。 実は数日前に決定済みでPADIのHPでは一足先に発表していたんですが こちらにものっけてあるので来季インストラクターを目指している方は是非ご検討くださいね。