2011 年 2 月 16 日

サンゴ保全活動

Filed under: ブルーフィールドのお話 — admin @ 3:42 PM

はいさい!大谷です。

今日の沖縄は気温がググっとあがり半袖日和となりました。
こんな日はやっぱり海に出るのが一番!
そんな中僕は中部地区のダイビングショップの方たちと「サンゴ保全活動」を行ってきました!
一口にサンゴ保全と言ってもやり方や考え方はいろいろ。。。

ブルーフィールドとしてこれまでやってきたのは、主に自力再生する為の障害となるサンゴ食性の生物駆除。
沖縄県ダイビング安全対策協議会の活動の一部としてや、自店だけでの自主的なボランティア活動。
他に「砂辺の海を見守る会」としての駆除活動とモニタリング。
今回は地元の海を守るっ!て事で僕たちが普段使っているダイビングポイントでオニヒトデ・レイシガイ駆除とサンゴの定点観測を行いました。
サンゴ保全活動

今ではダイバーでない方でも知っている「オニヒトデ」そしてここ数年新たな脅威となっているのが「レイシガイ」
どちらもある一定の数までならば自然界のバランスとして問題とはなりません。
しかしこのバランスが崩れると一気にサンゴは減少してゆくのです。
ひところの異常発生に比べれば落ち着いてきたとは言うものの、最近また増え始めているようです。
オニヒトデの方は厄介な事に夜行性で昼間はサンゴの裏や岩陰に隠れているためなかなか見つけにくいのです。

そして、1個体がサンゴを食べる量は少ないが個体数が多いレイシガイ(貝の仲間)
ダイビング中にサンゴの裏を覗くとレイシガイが20個くらいビッシリとついている事もよくあります。ほっとくと次に潜った時には緑の藻に覆われていてサンゴの隙間にいた生物も姿を消している場面を目撃することになります。

今日もオニヒトデ・レイシガイを沢山発見しました。
探せば探す程見つかります・・・・駆除がしっかりとできているのは嬉しい事ですが次から次へと見つかると、こんなにもいるんだ~っとちょっと悲しくもあります。
オニヒトデ

サンゴが群生している事によって魚や様々な生物の棲家となっています。
サンゴがなくなってしまうと生態系のバランスが崩れてしまい魅力的なダイビングスポットも減ってしまうでしょう。
これからも沖縄の綺麗な海で楽しみ、暮らしていきたいものです。皆さんそう思いませんか?
沖縄ダイビングオニヒトデ レイシガイ駆除

将来沖縄を訪れる方や子供たちに「昔は沖縄の海はサンゴが沢山いて綺麗だったんだよ~」とは言いたくないものです。
環境変化について感覚で言うのではなく今からしっかりとデータとして残していきながらサンゴや水中環境の成長を見ていきたいです。
これからも沖縄の綺麗なサンゴ海を守っていくためにマメに活動をしていきます!

エンリッチド・エアーナイトロックスダイビング

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