2009 年 11 月 7 日

ナイトロックス タンクがやって来た

沖縄でナイトロックス

エンリッチドエアー ダイビング

とうとう、ナイトロックスタンクが到着しました!
考えるとここまで長い道のりだったなー
この2年間内地に現場視察やナイトロックス充填所視察などいろいろやって
第一ステップクリア!って気持ちです。

ナイトロックス専用のタンク。 新品のタンクってこんなにきれいなんですね。

初めてナイトロックスという言葉を聞いたのは10年以上前だ
『ある人から本を借りて読んでみるとなかなかメリットが沢山』
これからの時代はナイトロックスが普及するんだろなぁ〜と思ったもんだ

こぞって、メーカーはナイトロックス用の器材を発売した時代もあったかな?
でも!でも!現在沖縄ではナイトロックスは普及していないのでした・・・・

3年ほど前に九州の知人から電話で『水野さん!ナイトロックス興味ないですか?
俺!九州で普及させようと思ってますが一緒に沖縄でもやりましょう!』
それがきっかけで、そのナイトロックス普及への道のりを歩むのでした・・・・

ナイトロックスは通常エアーより酸素が多い分窒素が少ないので適正な使用方法すれば
減圧症のリスクはかなり軽減されるのでした。

沖縄の場合ダイビング翌日に飛行機への搭乗問題もあるし無理な潜水はリスクが高いですね。

そういえば、ここ数年増えている減圧症問題についての新聞記事などを見て
なぜそんなに増えているんだろうか1年間1000人以上の発症とは・・・
ダイブコンピューターは普及しているのに・・・
そう思うのでした。
ダイブコンピューターの使用方法や潜水計画に問題があるのかな?

ナイトロックスの最大のメリットは
長く潜れる!とよくあるがそれは
16m付近から30mの減圧不要限界が長いので
通常の潜水プランで潜ることでより安全になる(限界値まで余裕がある潜水)
疲労感が少ない

そしてナイトロックスは海外では想像以上に普及しており、沖縄では在沖米兵が基地内から入手したナイトロックスを
普通に使用しているのが現実。
それは、より安全性のために使用やや深めの深度の滞在時間を長くしたいのが目的だろう

では、普及に向けて必要なことはなんだろうか?
そんな事をよく考えたもんだ
今回のタンク到着と安定供給システム構築でステップ1はクリアしたが
その後本当に普及するためにはまだまだ問題も山積してるのが現状です。

じゃあできることからやってみよう!
ってことで、以下2点はどうにかできそうです。
ナイトロックス専用タンク(air+o2)を多く導入し安定供給体制を作ること。
器材とPADIの教育システムは整っているのでスタッフ(教育者、販売者)の教育体制を整える。

まあ、まだまだ道のりは長いのですが水野としてはナイトロックスが適切に普及することを祈るのでした。

さて、今後のスケジュールですがエンリッチドエアー ダイビング

12月には一般の方へのナイトロックストレーニングコースを開始する予定です。
そして、土門コースディレクターも12月スタートのインストラクタートレーニングに向けて体制作りを
構築中です。

さて、今後の沖縄でのナイトロックスはどうなるのか楽しみです。

まあ、できるところまでやってみようと思っているのでした。

つづく

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