2010 年 5 月 20 日

いよいよ 23日は渡名喜島!

Filed under: 沖縄ファンダイビング,粟国・渡名喜 — admin @ 4:48 PM

みなさん お元気ですか?

沖縄は ここ数日梅雨とは思えない好天に恵まれています。

粟国設定日には 海況思わしくなく(欠航)ちょっと北上して恩納村でダイナミック地形ダイビングをしてきたのですが
今日の沖縄はバツグンの天気。今週末には渡名喜ツアーが待っています。今日は渡名喜島についてご案内しましょう。

まずは渡名喜島基本データから。

外周:12.5km 面積:3.74km2 人口:約500人(沖縄県でもっとも人口の少ない村)
渡名喜島はとても小さな島なのです。
島の周囲は12kmほどという事なので、歩いても3~4時間程度でしょうか。船ならあっという間で1周できちゃいますね。
ちなみに、渡名喜村は近くにある入砂島(無人島)と渡名喜島だけで成り立っています。面積ではなんと日本で二番目に小さい自治体らしいです(日本一小さいのは富山県舟橋村)。
冬場は海況の悪化によりフェリーも欠航する事が多い、ちょっと敷居の高い島です。

さてさてそんな島ですが周囲はダイビングパラダイス!
上記の通り、とにかく人口も少ない島なので環境汚染とは無縁?といえるほど海が綺麗。餌付けなんかもされることのない
素のままの自然な海が待っています。

左 渡名喜島 右 入砂島

そんな中 代表的なポイントをご紹介しましょう。
まずは「アンジェーラ口」。
渡名喜島の港の入口にあるポイントです。アンジェーラ浜というビーチがあってその沖に位置するポイントです。
ここは 広範囲に渡って楽しめる場所。ウミガメとの遭遇率の高さがここの特徴ですが、そのほかにも目を見張るタマンの群れや大きな根に棲むイシガキダイなども必見。
特にここのツバメウオの美しさは絶品です。沖縄本島にもツバメウオを見ることの出来るポイントがたくさん有ります。が、群れの形や魚体の美しさはカメラを持っていたら撮らずには居られないほどです。

アカウミガメツバメウオ

続いて「ブルーホール」島尻崎ホールとも呼ばれるこのポイントは、名前のとおり出口が青く見える洞窟がメインで、水深16mの小さな入口から入って、中で広くなった洞窟で2手に分かれます。入り口から見て右に出るショートコースと
まっすぐ大きな出口に向かうコース。出口は水深20mぐらいのディープダイブになるのでそれなりのスキルを要求されますが 洞窟の中から見る青い海の為なら頑張っちゃおうって気持ちになるはず。
ただ、入口からしばらくは真っ暗な所もあるので、水中ライトは必携です。洞窟の上にあたる岩棚にはゼブラハゼも居たりして、ワイドもマクロも楽しめるポイントです。

ブルーホール

そして、「グルクの崎」(漢字だと五六の崎)ここは何が凄いって、魚群でしょう。カスミチョウチョウウオを筆頭にキンギョハナダイが壁にびっしり。
深場に行けば、ハナゴンベやスミレナガハナダイも見られます。そしてなんといってもアカネハナゴイ。
慶良間で見ることの少ないハナゴイですが、このポイントではたくさんいるので、被写体には困らないはず。
運が良ければ、カスミアジやロウニンアジなんかの大物も見られるかもしれませんよ。

dsc_4013

十数匹のウミガメとの遭遇が期待できるアンジェーラ口、美しい幻想的な青い光が美しい島尻崎ブルーホール、落差40メートルを超えるドロップオフの五六の崎。

見所満載のこの島への遠征ツアーは今週末23日と来月6月の11日です。来月のエアチケットが取れる方は是非!

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