サンゴの講習会
はいさい、五十嵐です。
今日の沖縄は、太陽もでてポカポカ陽気です!
そろそろ6月にも入ると沖縄ではサンゴの産卵が始まるのですよね。
今日はブルーフィールドのスタッフ総出で行ってきましたよ。
実際に講師を招き、普段お世話になっているショップの皆さんと一緒にお勉強です。
表題の通り、沖縄のサンゴの現状と種類によって産卵のタイミングが違うということを教わりました。
今回はミドリイシという種類の産卵についての内容で、産卵のタイミングは満潮から干潮の下げ潮の時であったり、種類によっても夕方から日没にわたって産卵するものや時間帯が決まってるものもあるそうです。
講師の方いわく、いつ産卵なのかというのも経験から予測がたてられるそうです。
水中では講師の方にべったりついて何をしているのか見させていただきとても勉強になりました。
船に上がった後も皆であれやこれやとディスカッションも盛り上がりました!
今日はサンゴをメインにしたダイビングだったせいか、普段あまり目に付かないところも見えてきました。
例えばこんな写真、
サンゴはガンに侵される!この写真のサンゴが実際にそうなのか聞きそびれてしまったのですが、元気がないのは見た目からわかりますね。
他にもサンゴの元気がなくなってしまう理由として、細菌感染症といってサンゴの中にある褐虫藻にバクテリアが感染し白化させてしまうことも考えられているそうです。
他の写真では、
何かに引きずられたような後があり、そこのサンゴはバキバキに折れていました。
元気がなくなってしまう理由は他にも挙げられますが、人的による被害は抑えたいものですよね。
今日、お聞きしたお話ですが、沖縄ではサンゴの産卵ツアーがありますよね。サンゴの産卵シーンをみるのはとても神秘的で一度は見てみたいものです。ただ、その翌日に同じポイントに潜ってみるとサンゴがたくさん折れてしまっている!なんてことがあるそうです。ここのポイントは沖縄本島で有数のサンゴポイントであり、ダイバーのマナー一つで水中の景色を変えてしまい残念な気持ちになってしまいます。年に一度の産卵でそのときの感動は一生の思い出で、それは次の世代のダイバーにも見ることができる環境づくりも僕たちダイバーには大切ですよね!
そのためにはスキルの向上が必要となってきますが、改めてダイビングは自然と密着しているものでやりがいのあるお仕事だと感じる一日でした。