渡名喜&粟国 スタッフ調査
はいさい! 土門です。
沖縄は梅雨です。しかしこの海日記でも何度か取り上げたように 沖縄の梅雨は内地と違って毎日じめじめ しとしと・・・と雨が降るのではなく晴れてたなーと思っていたら雲がもくもく近づいて来て ぶわ~~と降ってくる。んで 数時間後にはまた青空が広がっている。そんな感じの日が多いんです。しかし先日の渡名喜ツアーの日には全国的に大雨&強風だったため 沖縄もかなりの影響を受けました。空は明るかったものの強風で海は時化模様。泣く泣く諦めたのです。 もっとも、この日は残波でドリフト三昧だったので、でっかいナポレオンを見たりダイナミックな地形に見とれたり、締めにマダラトビエイを見たり出来たので これはこれで楽しめたんですけど♪
さて、昨日予報を見てたら 風向き、波高共に最高!
でもそんな日に限ってお客さんは皆さん沖縄を発たれた後。
ごめんなさい。最高の海況の中 近隣ショップのスタッフの皆さんをお誘いしてスタッフばっかりで調査に行って来ました。
参加スタッフは 船長として渡部、潜る準備をして水野、土門、五十嵐、小田、大谷の6名。
ポイントは
①島尻崎ブルーホール
②グルクの崎
③筆ん崎
まずはブルーホール。 飛び込んでみたら・・・・あれ?濁ってる。水深7mくらいから下がどよ~んと白っぽい。原因がわからないままにとりあえずブルーホールに向います。こんなに濁っているのは土門もはじめて。アドベンチャー気分が盛り上がってきます。
穴の中も 微妙に砂というか砂利が動いていて 水底が盛り上がっていて通路が狭い!ここ数日の荒れた海の影響を感じさせます。
でも、広い所に出たら、小さなエビからイセエビまで甲殻類いっぱい。ホールの出口も非常にきれいでしたよ~。
出口を出てからはちょいと移動してナポレオンも見てきました。で、最後に白く濁っていた原因はこれじゃないか?って物を見つけました。それは・・・サンゴの産卵でした。
★明日は本島周辺海域で サンゴの産卵調査ダイブを決行です!
2本目、グルクの崎のウリはなんと言ってもどかーーーんと落ち込むドロップオフの壁面とその周辺にこれでもかっっていう位群れている魚達。。カスミチョウチョウウオを筆頭にキンギョハナダイが壁にびっしり。そしてアカネハナゴイ。
深場ではハナゴンベやスミレナガハナダイも居て残圧計とダイブコンピュータをちらちら気にしながら写真をとってきました。 ここでナイトロックスを使わずにいつ使う?って自分でも思っちゃいました。う~ん悔やまれる。
1本目でナイトロックスを使っていた水野は N2的に余裕があるらしく 僕よりも長く深場に居ました。やっぱりいつもナイトロックスで潜れると良いなあ。
そして場所を移動して 筆ん崎。
周りには船も無く ポイント貸切です!3の根から飛び込んだら透明度も抜群。 テンション急上昇~~~すぐ下にはテングハギモドキの群れ!遠くを見るとでっかいハタも居ます!じわじわと根に添って移動したら ジャジャーン!居ましたギンガメアジ。
ロウニンアジも出現。さらにはナポレオン、イソマグロの群れも現れて今日のダイビングを締めくくったのでした。
帰りの船では 途中から大谷君が操船していてもほとんど揺れる事も無く、快適なクルージングでしたよ。来月の粟国、渡名喜はグッドコンディションで皆さんと一緒に楽しみたいと思うのでした。