2015 年 5 月 28 日

エンリッチド・エアナイトロックスのあれこれ~器材編~

Filed under: エンリッチドエアー — admin @ 5:12 PM

はいさい!大谷です。

EANxのあれこれシリーズ2段目は器材の使用方法についてご紹介!

噂で聞いた事があるでしょうか?
酸素濃度の高いEANxはメーカーによっては使用できないモデルもあるとか、ないとか、、、
なぜそのようなルールがあるか、実際に使用できる器材はなにかを解説致します。

☆EANxで潜る際には専用のレギュレーターが必要なの?
→40%以下の酸素濃度であれば標準の器材を使用できるとされていますが、メーカーの指示に従って下さいと言うガイドラインです。

☆では、エンリッチで使用できるメーカーの指示って?

【EANxと通常の空気で併用をする事ができる】
・TUSA
・Bism
メーカーのカタログに記載している注意事項は、、、
器材の定期的メンテナンス、及び使用されるガスの安全確認を必ず実施して下さい。残念ながら市場で動いているコンプレッサーの中には、メンテナンス不良で炭素分や油分が混入している空気も多く、それらの油分や炭素がレギュレーターの内部に蓄積してしまうことがあります。
それが酸素分圧の高い高圧のナイトロックスガスに接触した場合、完全に安全と言い切れない場合もございます。

このような注意書きが記載されています。
レギュレーターをEANxと空気で併用する際には綺麗な空気かどうかはダイバー自身で確認をして下さいね~っという事ですね。
OWD講習の時に習いましたね?
器材をセッティングする前にシリンダーのバルブを空けて空気をシューッと出しながら匂いを嗅ぐ。
ん?これで、本当に汚染空気ではないか確認できるかって??
信じるか信じないかはアナタ次第です!
安心して使用したい方はこのモデルのレギュレーターでも空気との併用は行わないのが一番でしょう。

【EANxで使用できるが空気との併用を禁止している】
・アクアラング / apeks:2002年以降に製造されたモデルは新品の状態、もしくはOHを行ってからEANxの使用が可能。
・mares:ナイトロックス専用のモデルか、もしくはEANx仕様へのOH、パーツ交換を行ったレギュレーターのみ使用可能。
・スキューバプロ:対応機種のみEANx仕様へのOH、パーツ交換を行うと使用可能。

器材メーカーによってはEANxと空気の併用をすることが出来るモデルもありますが
ブルーフィールドとしては「EANx専用」のレギュレーターを保有することを強くオススメしております。
なぜかと言いますと、、、
EANxを使い続けてきた経験からの判断です。
詳しく知りたい方は海で僕に聞いて下さい。笑

では、次回第3段ではナイトロックスの活用方法(ダイビングスタイル)についてご紹介!

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