ハイタイ、山崎です!
うーん、先日もお話したカーチバイ(夏至南風)、沖縄に夏の到来をつげる南南西の風。
ちょっと、風が強いのが続きすぎです!今日も予報は南南西10m、実際は12mにまで達したようです。
・・・というわけで、スウィフト号は北上し、残波方面を目指しました。
小田チーム率いるJapaneseチームと、山崎率いる、キュートなアメリカ人父子。沖縄駐在のお父さんを息子さんが尋ねてきて、一緒に潜るためにアメリカでライセンス取得したんですって。なんて素敵なんでしょう。
今日のダイビングポイント:スウィフト号(沖縄本島)
①ボーロ
②長浜
③みしらぎ
今日も、地形にマクロに、面白い生物に、たっぷり3ダイブ満喫しましたよぉ~♪
ドロップオフ沿いに壁を「なめるように」生物を探したり、洞窟をくぐったり。
ボーロでは、小田が黄色いハダカハオコゼを見つけました!素晴らしい☆
復活しつつあるハナヤサイサンゴたちの間には、甲殻類もたくさんいます。
長浜は、「クマノミパラダイス」と名づけたくなるぐらい、クマノミ類が豊富。
クマノミ、ハマクマノミ、ハナビラクマノミ、セジロクマノミ、カクレクマノミ。。。特に、カクレクマノミの住む立派なイソギンチャクが多いんですよね。
砂地に点在する根はじっくり観察するとオトヒメエビやイシヨウジが隠れていたり。今日はモザイクウミウシを発見しました。
このポイントは、マクロもそうですがユビエダハマサンゴの群生が素晴らしく、茶色い色のサンゴに、緑色のサンゴが入り混じり、とっても綺麗です。最近は、スカシテンジクダイがとっても増えてきていて、とっても賑やかですよ。
そうそう、小田チームは三本目のみしらぎで大きなメレンゲウミウシを見たようです。
地形も満喫、マクロも!盛りだくさんな一日でした。
ちなみに。。。地形の、ドロップオフが落ちる感じや、場所によっては「くぐれる穴が19m~20m」にある、面白い部分が深い、など、ダイビングの平均深度が深くなりがちなのが残波エリア。
私の1本目、2本目ともに、平均深度を見ると11m。2本目の長浜では、中盤、16mぐらいでセジロクマノミを撮影していたところ、ふとみるとNDL(減圧不要限界)が残り10分に。おっといけない、窒素がたまりすぎです。あんまりいい写真が撮れないままに、ゆっくり浅瀬へ移動。
お昼ごはん休憩はゆっくり長めに取ったけれど、3本目はなるべく深場に長居しないように、注意注意。
こーんなときに、本当にエンリッチド・エアが役にたつのですよね!
「最大深度は深すぎない(30mを超えたりしない)けど、平均深度は深くなる」ようなダイビングでは、NDLを延長して余裕を持ったダイビングをするのに、私達の使っている32%のナイトロックス・タンクがちょうどよいのです。
真栄田岬の深場でハゼの撮影をする、万座ドリームホールの中で甲殻類を撮る、なんていう場合にも重宝します。
むむむ、今日こそナイトロックス、もっていけばよかった!と考えていた山崎でした。