ハイタイ、最近恩納村で潜ることの多い山崎です。
最近のマイブーム・ポイント「山田ポイント」のお話をまたまたUPします。
先週末、恩納村は「山田」(ポイント紹介記事はこちら)にて、マクロのフォト派ダイバーばかりが集まり、フォトダイブをしたときの写真を紹介します。この日は、オーストラリア、フランス、アメリカからのゲスト。「欧米か!」な顔ぶれでした。そうそう、お国柄ってダイビングスタイルにかなり表れるのですが、欧米からいらっしゃるダイバーは、ワイドでガンガン泳ぐ、という方が多いのです。なので、今日の顔ぶれでマクロダイブは、かなり珍しかったんですよ。
そして実は、この写真は、今回で60本目を迎えた、千葉からお越しのアメリカ人ダイバー、マットさんが撮ったもの。使用したカメラは、当店のレンタルカメラです。他のゲストが大きなマクロレンズや外付けストロボを持ち込んでいる中、かなり健闘していましたよ。それでは、今回の5日間の沖縄ステイの練習の成果をご覧下さい☆
コンデジ(コンパクトデジタルカメラ)でも、粘ればこれだけ撮れるんですよ!!
まずは、地味ですが、見つけにくい被写体から!
カミソリウオと、ヒラメの仲間のミナミウシノシタ。砂地にいます。
カミソリウオは、まるで木の葉のように見えますよね。顔が左のほう。目があるのが分かりますか?
ミナミウシノシタは砂地と完璧に同化しています。これも、目がギョロっと飛び出ていて、スゥーっと砂地を動くのを目が捉えられれば見つけられます。(是非クリックして拡大してください)
お次は、ウミウシに、ニシキフウライウオ!
ニシキフウライウオは、上のカミソリウオと同じ仲間になります。なぁーんとも不思議な生き物ですよね。
この日は、3匹も発見しました。
そして、オオモンカエルアンコウを違う角度から2連発!
この個体は魚網の網の間にちょこんと居ました。周りに群れていたスカシテンジクダイを食べて、すくすく、まるまると太っていましたよ。
右側の写真は、分かりにくいですが、顔のあたりのクローズアップです。
最後に、ワイドなショットを。
この日は水面にキビナゴが大量に群れていました。そして、頑張ったガイドに敬意を表して?私の写真も撮ってくれていました。
この日はじっくり2本、同じポイントの同じ場所でフォトダイブをしました。
このほかにも、ピグミーや、砂地から顔をだしたテンスの幼魚、ミナミホタテウミヘビ、ヨウジウオの幼魚に30cmほどあるワカヨウジ、オシャレカクレエビなどなど、いろーんなレア生物を見ましたよ。
ダイビングのうち、移動時間はほとんどミニマム。あとは35分ほど、「全く動かないダイビング」だったので、3mmのワンピース(+フードベスト)を着ていた私はちょっと肌寒くなってくるほどでした。
フォト派ダイバー、フォトを練習したいダイバー、リクエストお待ちしています♪
Photos by Matt Lundholm
使用機材: オリンパス μ1030
PS. この日、大きなマクロレンズをつけたCanonをお持ちのKlaus教授も水中写真を提供してくれました。また後日、時間を見つけてUPしますね。
沖縄本島 恩納村 「山田ポイント」:紹介記事はこちら