救出劇(ザトウクジラ編)
本日、ほっとけない出来事がありました。
そんな出来事は慶良間に行く道中に起こりました!
珍しく五十嵐君が『あっ・・・クジラがっ・・』っとクジラを発見!
しばらくすると、あちらこちらでブリーチング(ジュンプ)しまくってます。
船上ではクジラがジャンプする度に『うおっー!』っと大歓声が上がってます。
こんな数は初めてなぐらい沢山のクジラが確認できます。
そこで目の良い船長水野はおかしな事に気がついたのです。
遠めに見える、一頭のクジラが何かもがいてるように見えます。そーと近づいてみると
まるでクジラの鳴き声とは思えないような声を発しています。体を水中に上下させ、もがいています。
よく見れば体にロープでしょうか?
ロープが絡んで苦しんでいるのです。
うーんっっ・・・・・・・・・! 『ほっーとけない!』
そこで渡部は急いでスノーケルセットを準備し右手にはナイフを持ってクジラの救出に向ったのでした。
猛ダッシュでクジラの横に到着!クジラはとっても苦しそうでもがいてます。
近くで見るクジラはとてつもなくデ・カ・イ!(ちょっとビビッた)
もがいていて尾びれや胸鰭をバタバタしている。水流は半端なく凄く、マスクが飛ばされそうになる。(更にビビる)
船上からはみんなの視線を感じます。(凄いプレッシャーです)
『ヤバイ!もう後にはひけない』
タイミングを見ながらクジラに近づきます。尾びれのロープを切ることに成功!
しかし尾びれに叩かれもみくちゃに・・・!(大丈夫なのかー渡部?)何とか大丈夫です?
よく見れば胸鰭のところにはまだロープが絡んでいるのが確認できます。
っとその時です。
クジラと目が合っちゃたんです
その目は『た・す・け・て~』っと僕に訴えています。(実際にはどうだったんでしょうか?)
『よーし、今行くぞー!』素もぐりを何度か繰り返しロープ切除に成功しました。
無事、救出成功です。船上のみんなにOKサインを出すと船上からは拍手がわき上がりましたね!
そしてクジラはゆっくり海底の奥底へ消えていきました。
潜降する間際に僕の方へ来て目を合わせてありがとう!とお礼を・・・・・・・・・クジラが・・・・した?
そんな事を期待した僕がバカでした。クジラさんはさっさっと消えていきました。
しかしいつかクジラの恩返しがあると思っている僕がいるのでした。