与論下見旅行記-3
はいさい。松本です。
ここ数日の沖縄は、夏の始まりのようなお天気が続いていますよ。
GWも好天続きの予報ですしから、今から楽しみですね~♪
さてさて、無事、与論に上陸した私達一行は駆け足のポイント調査を終えてほっと一息。陸の与論の探索に出かけることに・・。
【第1日】
4月8日
◎茶花地区へ
まずは、与論島一の繁華街(?)の茶花地区の散策へ。
お土産屋、スーパー。近くの道&ビーチもプラプラ散策をしていたら、気付けばあたりが、ドンドン暗くなってきて・・・!
ヤバッ! っていうか…お腹空かない?ということで、事前に情報を仕入れていて、目星を付けていたお店に「行ってみよう♪」ということに。「なんかすごい距離歩いてない?」と思ったけど、バスやタクシーが通りそうな気配もなし。とりあえず、また、歩き始めると、島のおじいが私たちのそばで車を止まり…「乗って行きな!」とのお誘いが。お言葉に甘えて、近くまで乗せてもらっちゃいました。
本当にありがとうございましたm(_ _)m
おじいに車から降ろしてもらい、お店に向かう途中のビーチに島の子供たちが元気に遊ぶ姿が!
一緒に写真撮ろう!と写真を撮りました。
逆光だけど、与論の子供たちの元気で人懐っこい様子が、きっと伝わってますよね。
◎与論献奉とともに夜はふけていく・・・
そして?!ようやく下調べしていたお店に到着!
せっかくだから、ここならではのもの!ということで、
スーナ(海藻)を酢味噌で。
シビのお刺身を鹿児島のお醤油で。
そして…沖縄の海でよく見かける「オジサン」があるよ!っということで、から揚げで頂きました。
与論近海の海産物は、どれもこれも美味しいかったですよ♪
皆さんも楽しみにしていて下さいね。
続いて、もう1軒。(いわゆるハシゴってやつ)
ぴき(←キホシスズメダイ)のから揚げ と 地鶏のタタキ
海の幸だけでなく山の幸もイケてます。
を食べていたら、島の人が緊急参戦?
なんでも、与論には「与論献奉」という客人をもてなす習慣があるとのこと。
与論の人たちもみんな人懐っこいけど、誰とでもお友達になってしまう能力にかけては、誰にも負けないメンバーが我がチームにも。
早速、与論献奉でお酒を酌み交わし始めると次々と地元の人たちが、私たちのテーブルへ。
子供もおじいも居酒屋のお客さんたちも、みーんな人懐っこい与論。
海の中も素晴らしいけど、フレンドリーで優しい地元の人たちや美味しい食べ物たちと触れ合いがある陸もとっても素敵。
本番のツアーも楽しくなりそうです。
えっ! 私たちのボデイガードは頼りになったかって?
とりあえず、お酒では与論の人には負けないようです。
◎松本の蘊蓄コーナー
与論献奉とは
最初に、親(ホスト)となる人が大きな盃に親が決めた量の焼酎を入れて、自己紹介を兼ねた口上を述べてから飲み干す。(この時に盃をひっくり返して残っていないことを見せる。)その後、子の人数分繰り返し、それが終わると親が交代し、これを繰り返すというもの。
宮古島のオトーリに似ています!が、起源が違うらしい。
「与論献奉」は、元々、琉球や薩摩から統治の為に送りこまれて来る役人への接待や事情を聞き出す為など、
厳しい支配下に置かれる事の多かった与論島民が生き抜いていくための手段だったと言われています。また、親が最初にのんで盃をひっくり返して見せるのは、と九物を入れていないことを役人にみせて安心させるために行ったからの名残りとのこと。
なぜか、そんな儀式に、参戦してしまいました!
この「与論献奉」で飲んだ焼酎は、島で唯一作られている黒糖焼酎「有泉」というお酒。
ものにもよりますが、アルコール度数は20度~35度。
翌日ダイビングがある方は、控えましょうね!←って、説得力がない??