2009 年 10 月 7 日

沖縄の海と・・・

Filed under: ブルーフィールドのお話 — admin @ 9:50 PM

はいさい!土門です。

本日は台風の影響で海は大時化。そのためスタッフ皆お休み・・・ってことはなく。こういう時だからこそ!と全スタッフ参加してのミーティングを行ったのでした。

テーマは様々。安全に関わることだったり器材のメンテナンスに関わることだったり、ガイディングテクニックの話だったり。盛りだくさんでした。

ところで先日の全国紙に載った「慶良間諸島周辺でダイバー制限」

・・・というニュースはかなり皆さんも驚いたようですね。

掲示板の方でも水野がばったんさんの書き込みにお答えしておりますが この事自体は「エコツーリズム推進法」が施行された時点で動き出すのではないかと言われていました。

今回の報道では「両村は村議会12月定例会で関係条例を提案、施行し、早ければ来年4月以降にも規制する見通し。」とあり まだ規制が決定したわけではないんです。しかしサンゴ礁保護の為に何かをしなければならないのは間違いありませんし、少なからずダイバーがインパクトを与えているのも事実。どんな条例になるか分りませんが何らかの形で 動き出すのはほぼ間違いないでしょう。

sango-2

最近はオニヒトデを見ることも少なくなってきましたが、その代わりに増えているのがレイシガイ。ブルーフィールドで潜ったお客さんの中にはレイシガイを駆除するガイドの姿を見た人も多いのではないでしょうか。かつて「必死にオニヒトデ退治しないと全てのサンゴが無くなってしまう!」という危機感の中 沖縄県ダイビング安全対策協議会の活動や完全ボランティアで 通常の慶良間便が終わった後 改めて出航して夜間駆除に向かっていたのは2005年の事。

昼間の駆除活動はやりやすいのですがオニヒトデ自体が夜行性の為 一回のダイビングで駆除できる数は夜間の方がはるかに多い(見つけやすいから)のです。でも暗くて写真も撮れないし、写真を撮る暇があったら駆除!って感じ。だからその頃は夜の駆除についてはあまり 皆さんにお伝えすることも無かったんですよね~。

慶良間のサンゴと密接な関係があると言われている沖縄本島周辺のサンゴ。 慶良間で生まれたサンゴが海流に乗って本島沿岸にたどり着き育つという話しですよ。僕らのホームグランドの砂辺や水釜の復活サンゴ群は元は慶良間のサンゴかもしれません。北谷、宜野湾沖にサンゴのすごいポイントもあります。 近海にも魅力的な海はたくさんあります。 慶良間の知名度の高さに隠れて メジャーではない本島周辺のオリジナルポイントのご紹介にも今後は力を入れていきますのでお楽しみに。

mongara

慶良間だからとか、本島だからではなく 事業者としてはサンゴに影響しないコース取りや案内をしたりすることが重要ですし 参加するお客様へは中性浮力のマスターや環境意識の啓蒙が今まで以上に必要になってくるのだと思います。

キレイな海で元気なサンゴを!いつまでも変わらない沖縄を! みんな気持ちは同じはず。

sango-1tengu

そうそう、変わらぬ沖縄を守る!といえば以前からちょいちょい紹介していた琉神マブヤー(伝説のマブイストーンを守るという設定)なのですが・・・

先日 地元紙で大きく取上げられてたのを発見。10月17日から新番組「琉神マブヤー外伝 SO!ウチナー」が始まるそうです。今回はマブヤーを助けるキャラとして龍神ガナシーというのとハブクラーゲンという敵方の新キャラが登場するそうです。

e3838fe38396e382afe383a9e383bce382b2e383b3

レイシガイがいくら珊瑚の新しい敵だといってもオニヒトデに比べると悪のイメージにはなりにくいですもんねー。

でも見るからに悪そうなオニヒトデよりも 一見無害に見えてこっそりとジワジワと攻めてくる方が脅威です。サンゴの保護の為にもレイシガイの脅威を認知してもらうことは必要。いつか悪の軍団マジムンの一員として新キャラ登場!って紹介したいなぁ。

HTML convert time: 0.382 sec. Copyright (C) 1998-2008 Bluefield co;ltd All Rights Reserved