さぁ海本番!修学旅行海洋実習編
はいさい!土門です。
前回の限定水域の回は読んで頂けたでしょうか?
さていよいよ海!海と言えば熱帯低気圧や、雨予報、風向きと強さなど様々な要素からポイント選択するのですが大人数の時は悩みますねー。
普段の少人数であれば朝になってから「この海況なので、今日は北部へ行こう!」とか「南部に行こう」って言えるのですが スタッフも合わせると50人以上の移動が絡むとなると話は別です。駐車場のことや着替えの場所。トイレの問題もあります。事前にバス会社も行き先を知っていなければいけませんし、お弁当屋さんの配達先も影響します。
また講習の場合だと水深に関する指導団体の規準もあり最低でも5mよりも深い水深に行かないといけません。体調の優れない子がいても無理なく、怪我無く、気持ちよくダイビング出来る環境を探して悩むのでした。
実は限定水域に関してはプールを使うという案も社内ではありました。しかし…この人数をさばけるサイズの温水プールがないのです。屋外プールの場合、気温にかなり左右されます。何日か悪天候が続いたりすると海より寒いプールになっちゃう事なんてザラです。
限定水域の回で書かれていましたが実は予報では雨。前日にギリギリまで悩んで出したダイビングポイントは「奥武島」でした。
結果的にこの選択は大成功で最高の空と海で講習スタートできました。他のエリアでは曇りだったり雨の所もあったようですが なんと解散までバッチリ青空!とてつもない運の良さ。
そして、迎えた海洋実習。
初日は本島北部の崎本部、2日目は僕等のホーム、砂辺カリフォルニアサイドでした。
千葉県から来ているので海を知らないって事はありませんが、サンゴや貝殻でできた白い砂浜はやっぱり 別物に感じてしまいます。体調不良の為見学となった生徒さん、1本潜って耳の違和感から中断した生徒さんもいらっしゃいましたが それぞれにこの海を楽しんでいた様子です。
砂浜で遊んでいるのも楽しいけどこういう波打ち際も楽しいです。
実は本人かなり照れていたのですが、周りの声に押されて撮影に付き合ってくれました
それにしても良い天気! 暑くて喉が渇いて真夏のようでしたよ。
そして迎えた最終日。
いよいよ締めくくりなわけですが、生徒さん以上にスタッフからも緊張感が伝わってきます。なぜならコンパスナビゲーションがあるから。OWDレベルだから難しくはないはずなんだけど最終日で後が無いしこれが原因で認定に至らなかったらどうしよう・・・なんて。
そんなスタッフの思いとは逆に生徒の皆さんはすっかりリラックスして、ジョギング中や散歩中の外人さんに臆する事無くコミュニケーションをとっていました。下の写真の子はそんな時に通りかかった子ですね~
体調不良で認定にならなかった生徒さんもいらっしゃいましたが、ここまでやったことは無駄にはならないので是非続きをやりに来て下さいね♪
そして一旦解散して 会場を那覇に移します。
夜はログ付けと、認定式なのです。 ピカピカのCカードが届くまではテンポラリーカードとなりますが
担当インストラクターの直筆サイン入りのカードって実はこのテンポラリーだけなんですよぉ。
みんなーーおめでとう!!