2009 年 11 月 29 日

さぁ海本番!修学旅行海洋実習編

はいさい!土門です。

前回の限定水域の回は読んで頂けたでしょうか?

さていよいよ海!海と言えば熱帯低気圧や、雨予報、風向きと強さなど様々な要素からポイント選択するのですが大人数の時は悩みますねー。

普段の少人数であれば朝になってから「この海況なので、今日は北部へ行こう!」とか「南部に行こう」って言えるのですが スタッフも合わせると50人以上の移動が絡むとなると話は別です。駐車場のことや着替えの場所。トイレの問題もあります。事前にバス会社も行き先を知っていなければいけませんし、お弁当屋さんの配達先も影響します。

また講習の場合だと水深に関する指導団体の規準もあり最低でも5mよりも深い水深に行かないといけません。体調の優れない子がいても無理なく、怪我無く、気持ちよくダイビング出来る環境を探して悩むのでした。

実は限定水域に関してはプールを使うという案も社内ではありました。しかし…この人数をさばけるサイズの温水プールがないのです。屋外プールの場合、気温にかなり左右されます。何日か悪天候が続いたりすると海より寒いプールになっちゃう事なんてザラです。

限定水域の回で書かれていましたが実は予報では雨。前日にギリギリまで悩んで出したダイビングポイントは「奥武島」でした。

結果的にこの選択は大成功で最高の空と海で講習スタートできました。他のエリアでは曇りだったり雨の所もあったようですが なんと解散までバッチリ青空!とてつもない運の良さ。

そして、迎えた海洋実習。

初日は本島北部の崎本部、2日目は僕等のホーム、砂辺カリフォルニアサイドでした。

これから1本目でーす。卒業アルバムを飾るんでしょうねkashiwa-4

修学旅行の直後に大会(柔道)が控えているのです。kashiwa-5kashiwa

千葉県から来ているので海を知らないって事はありませんが、サンゴや貝殻でできた白い砂浜はやっぱり 別物に感じてしまいます。体調不良の為見学となった生徒さん、1本潜って耳の違和感から中断した生徒さんもいらっしゃいましたが それぞれにこの海を楽しんでいた様子です。


砂浜で遊んでいるのも楽しいけどこういう波打ち際も楽しいです。

カメラマンの注文に応えて。

実は本人かなり照れていたのですが、周りの声に押されて撮影に付き合ってくれました

そしてみんなを見守るゆうこりん

それにしても良い天気! 暑くて喉が渇いて真夏のようでしたよ。


そして迎えた最終日。


いよいよ締めくくりなわけですが、生徒さん以上にスタッフからも緊張感が伝わってきます。なぜならコンパスナビゲーションがあるから。OWDレベルだから難しくはないはずなんだけど最終日で後が無いしこれが原因で認定に至らなかったらどうしよう・・・なんて。

そんなスタッフの思いとは逆に生徒の皆さんはすっかりリラックスして、ジョギング中や散歩中の外人さんに臆する事無くコミュニケーションをとっていました。下の写真の子はそんな時に通りかかった子ですね~

この子が背負っているのはタンク?じゃないよね余裕ですね~コンパスナビゲーションですね。

kashiwa-9kashiwa-10透明度も良いですね

体調不良で認定にならなかった生徒さんもいらっしゃいましたが、ここまでやったことは無駄にはならないので是非続きをやりに来て下さいね♪

一旦集合~

そして一旦解散して 会場を那覇に移します。

6班ログ付け風景7班と8班のログ付けでーす。

夜はログ付けと、認定式なのです。  ピカピカのCカードが届くまではテンポラリーカードとなりますが

担当インストラクターの直筆サイン入りのカードって実はこのテンポラリーだけなんですよぉ。


みんなーーおめでとう!!

全員集合~



沖縄本島 近海ダイビングが熱い!!

はいさい、武富です。

おっと、最近話題のマリーナ225のリクエストが入りましたが・・・
うねりが大きく断念・・・(汗)
そんな時でもマクロにワイドに穏やかに楽しめるのが、近海の良いところですね~♪

グリーンマーカー ヨスジの根やっぱり僕はこのコが好きなのです。

①クマパラⅡ
②クマノミパラダイス
③グリーンマーカー

目当てのあのコを今日も会えず・・・え?何って?それは見れなかったので、秘密です♪それでも、カイカムリ君や寝ているサザナミフグ。ウミシダの中には、コマチコシエリエビなどの甲殻類やウミシダウバウオなど。マクロ派にはお腹いっぱいダイビングです。ハナヒゲウツボも定位置をキープ♪びよーんと伸びていました!!
そうそう今日は、初心に戻ってクマノミ撮影もしてきました。これが本当に難しい(汗)でも面白い♪これからもチャレンジしていきますね。

ハマクマノミハナヒゲウツボ

ラストは、ワイドを求めてグリーンマーカー♪
ヨスジフエダイがいる根はとても綺麗でした。もちろんソフトコーラルも満開♪癒されました~。でも、気になるものがありました。それは・・・なにもいないイソギンチャク。クマノミもエビ達もいないのです。引っ越してしまったのでしょうか?それとも隠れているだけなのでしょうか?今後見守って生きたいと思います。

オープンウォーター講習1日目、まずは限定水域!!

海日記ではお久しぶりの山崎です。

秋は、修学旅行の季節。最近は春というのもありますが、やはりイメージとしてはこの季節。
ここ 沖縄もすっかり修学旅行先として定着してきました。最近は修学ではなく教育旅行と呼ぶ所が多いようです。

さてさてそんな沖縄ですが ここまで来たらやっぱり海で遊びたいですよね。

ブルーフィールドは「沖縄県海洋レジャー事業協同組合」の一員として体験学習する高校生の皆さんの思い出づくりのお手伝いをしてきました。様々な学校の生徒さん達と出会い、一緒に海を楽しみましたが、やはり、沖縄の海の透明度や魚の多さ、ビーチの美しさには皆さん感動してらっしゃいますね。海の体験学習は一般的に体験ダイビングやスノーケル、ドラゴンボートなどのアクティビティが行われます。

が!

今回いらした千葉県柏市立柏高等学校の皆さんは、なんとオープンウォーターダイバーのCカードを取得するというのが目的です。一昨年から始まったこの講習も3回目を迎えますが 参加する生徒さんは当然の事ながら初めての方ばかり。受ける方も開催する方も新鮮な気持ちです。先日の土門の報告にもありましたように、学科部分と筆記試験は事前に済ませ、実習部分を沖縄のキレイな海で行うのです!私、山崎は初日だけでしたがサポートスタッフとしてこの講習に参加してきましたのでその時の模様をレポートしたいと思います。
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まず、初日の限定水域の講習は、朝から一路南へ、奥武島(おうじま)へ向かいます。予報は雨。移動中も雨が降っていたのですが到着してみるとあれよあれよという間に青空が広がり始めて・・・

天気は快晴、海はおだやかで、絶好の講習日和となったのでした。

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到着した生徒さんはまずは開校式。そして、担当のインストラクターにご対面。
皆さん、スポーツ科の生徒さんだからか(?)、朝から元気がよくって拍手をしたり掛け声をかけてくれたり、盛り上がります。女性スタッフなんかは、照れ臭がっていましたね。生徒さんたちからは「先生!」なんて呼ばれちゃったりして。

ちょっとむずがゆいです☆

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さてさて 無事開校式も終え ウェットスーツに着替えたら、器材の使い方の説明を受けます。
全てのグループが全く同じタイミングで同じ事をすると エントリーの時や水中が大変な事になってしまうので先にセッティングや水泳をやってしまうチームと出来るだけ早く限定水域講習としてエントリーしていくチームに分かれます。

各チームを覗いてみると・・・事前学習はしてきたものの、実際に器材を操作するのは初めて。戸惑っている感じが伝わってきます。

器材の組み立て、ばらし、組み立て、ばらし、と何回も同じ操作をすることで覚えるのですが、なかなかどうして。レギュレーターの付けかたやバルブの開け閉めの方向は苦労していましたねー☆
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そして、器材を装着し、いざ海へ。
まずは足のつく深さで実際のダイビングに行く前の、基礎的なスキルの練習と泳ぎ方、バランスの取りかたをじっくり練習しました。
皆さん、呼吸器を使って海の中で呼吸するのも初めてですもんね、興奮しつつも、真剣にインストラクターの説明を聞き、練習します。
下の写真は、緊急時にバディとエアを共有するときの手順。「海猿」のおかげで一般の人も分かっていただけるようになりました。それから、ウェイトの取り外しと付け直しなどなど。ダイビングは、10歳の子でも60歳過ぎの方でも出来る水中でのアクティビティなのですが、いざ!という時に備えて緊急時の対処法もしっかり講習で習います。
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ほぼ、まる1日かかった講習が終って ちょっとお疲れ気味の方もいらっしゃいましたが これで次の日からのオープンウォーター(海洋)での講習の準備が完了です。

一日の終わりに、水面でパチリ!
浜辺を歩いていたカニを見つけた生徒さんもいました♪

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ちなみに 今回講習で使用した奥武島とは、沖縄本島の南部(南城市 -なんじょうし)にあります。

実は同じ名前の島が北部の名護市、慶良間諸島、それから久米島にもあります。その全てが古来から崇められている島なのだそうです。今回の講習地となった奥武島は島の周囲がたったの1.6km。本島とは短い橋で結ばれています。

島に渡るとすぐ、天ぷら屋さ んがあり、魚やイカ、いろんな天ぷらを50円ぐらいで売っていたりします。昔ながらの沖縄の風景も残っていて良くロケにも使われています。全国的に有名な作品では「釣りバカ日誌」や「涙そうそう」でしょうか。素敵な景色と海がたくさんの沖縄なのでした。

海洋実習編へ続く・・・

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