2010 年 12 月 10 日

沖縄に向けて出発!!  遠く淡路島から 《新艇回航紀》

Filed under: ビーフラップ,ブルーフィールドのお話 — admin @ 8:07 PM

はいさい!土門です。
陽射しが心地良い ここ嘉手納です。

ブルーフィールドに新しい船が来る(名前は「ビーフラップ」なんですよ)ことは以前のメールマガジンでお伝えしましたが
船は宅配では届かない・・・。

ってなわけで 誰かが取りに行かなきゃならないわけです。

ブルーフィールドには船長が二人います(水野、渡部)
でも 二人とも行ってしまっては仕事にならない。
そこで ひとり水野が出動。

だが しかし移動距離は約1200km以上。一人では移動途中に力尽きてしまうかもしれない。

そんな長距離移動。

そこに現れた力強い助っ人と共に 淡路島の港を出航したのでした。

以下 水野からの報告でーす。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

足摺岬に近い土佐清水港はカツオやマグロなどの水揚げも多く
波にも強い良港ですね。

本日のゴール。 土佐清水港に溶着

地元の漁船に囲まれてビーフラップのキャビンでは
なにやら食事の準備がされています。

買出し風景♪

広々キャビンで鍋なんですよ!
とっても素敵でしょ~

今日のルートは
淡路7時出発→

11時室戸岬通過→

室戸岬から足摺岬を直線進路をとる→

15時30分足摺岬を通過して土佐清水港入港

朝の出発前。

今日の航海でのドラマ
①室戸岬通過後ベタ凪ぎに感動
②足摺岬での記念撮影

このVサインの人はっっ
③何故か足摺岬で釣り
その後ザトウククジラ目撃
④キャビン内での男鍋で乾杯

明日は夜明けとともにビーフラップは種子島か屋久島を目的地に
南下します。

気持ち良い~~~~

明日はラッキーなことにベタ凪ぎ

あっっ
ごめんなさい・・・・

鍋が できたので

今日はここまで


2010 年 12 月 11 日

沖縄に向けて出発!!  土佐清水では・・・ 《新艇回航紀-2日め》

Filed under: ビーフラップ,ブルーフィールドのお話 — admin @ 8:19 PM

本日の海日記2回目の登場。。。
はいさい!大谷です!!!

嘉手納漁港にスウィフトよりも大きいカタマランボートが来るとなるとかなりの迫力だな~。。。っと今朝船の出航準備をしながらしみじみ考えてしまいました。
そして、今日も新艇ビーフラップ号を廻航している情報が届いたので皆さんにお伝えします。

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・
ビーフラップの水野です。

今日は7時に土佐清水を出港したのですが
冲に出ると、それがそれが…
大時化で大波でしたので港に戻ってまいりました。

そんなわけで、港周辺を探索してみました。

【今日のベストショット】
●港には沢山の漁船が並んでます
地域が変わると船の形も変わるんですね。
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●ビーフラップはヤンマーさんの前の岸壁で係留中
歩いてスーパーや食事もできるし銭湯ありで長距離回航には
ありがたい港です

●カツオの一本釣りの船でしょうか?
かなり大きい船ですね
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●ビックリ!非常に珍しいビン玉がたくさんあるんですよ
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●お昼は定食屋さんでサバのたたき定食をいただきましたよ
んー水野はカツオがいいかな
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●お土産にゆず関連商品をGET!
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●おや?このひらきの魚は沖縄でも見られるねー
おいしいかな?
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●ビーフラップにはキッチンもありますよ
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●立派なキッチンですが夕食はインスタントでした
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夕方には前線が通過したようで明日はなんとか種子島に到達したいです。
数日後には、また寒波が押し寄せるので明日は早朝から
頑張って行きたいと思います。

では
土佐清水の水野でした。

との事でした。
海日記をご覧の皆さんからしたら、「珍しいビン玉?」「大きいカツオ漁船?」って感じだと思いますが。
これが海の男からしたらたまらない物なんですね。おそらく、、、
なにはともあれ明日も安全に廻航して欲しいですね。

2010 年 12 月 12 日

沖縄に向けて出発!!  目指せ種子島! 《新艇回航紀-3日め》

Filed under: ビーフラップ,ブルーフィールドのお話 — admin @ 8:40 PM

新挺の回航も3日目。
お昼前には宮崎沖との連絡がありましたが、その後はまったくの音信不通。
便りの無いのは、昨日の分を取り戻すべく順調に種子島を目指しているハズ。
と、思っていましたが。。。。。
さてさて。

ここからは、我らがキャプテン水野に代わります。

=~*~=~*~=~*~=~*~=~*~=~*~=~*~=~*~=~*~=

水野です。

ビーフラップ回航3日目です。
今日の目標は土佐清水を出て種子島までの350キロを
南南西に向かう予定

次々と出港していく漁船に混じってビーフラップも
種子島に向けて出発です。

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天気予報では近くの前線が風や波をたたせているようで
あまり西に行くより南西に舵を合わせたのでした。

1時間を過ぎる頃から全く陸も見えなく
漁船もいない状態に。。。
そして風速14メートルの北西の風がビーフラップに
吹き付けます。

始めての船なんでどこまで波に耐えれるか不明
しかも、360度海しか見えない状態にストレスと興奮が
みなぎるのでした。

四国と九州の間の豊後水道にさしかかると波は常に3メートルで
これ以上の波は不安があるので宮崎県に進路を変えたのです。

潮流の影響がある場所では波高さは4メートルを越えており
予定変更して宮崎港に14:00到着したのでした。
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さて、明るい間に陸上散策に行ってきました。

港から歩ける距離にコンビニや食品店もあるので回航で立ち寄るにもまあまあ適した港のようです。
港のそばでは・・
地元の水産物も売っていましたよ。dsc_01091
お菓子やケーキもあるのですが甘いのは苦手なんで水野は見るだけでパス。
釣具屋も2軒あり武富氏は夜釣りの準備をするようです。
八百屋では新鮮野菜がいっぱいでハクサイも安いしキャベツは100円と新鮮で激安
サカナモ売ってるが、混じってサメも登場
こんな感じの港町でした。

●レジの横にて『宮崎地鶏』を発見しました
急遽、今夜もビーフラップ鍋に決定です。

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●船には多くのレトルト食品がストックされているのに
ここまでは、毎日旨いものにめぐまれています
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今日の残念

明日から実は天気はもっと下り坂なんです。
今日のうちに屋久島周辺まで南下して
トカラから奄美へのこの旅の最大の難所にタイミングを図りたかったのです。
何故なら、あのエリアの波は通常の1、5倍は波が立つエリアなんです。

しかし、豊後水道で風速14メートルの波は辛かったのです。
ビーフラップの2階部分は全面をエンクロージャーというテントで囲まれており
強烈な風も強烈なしぶきも全く入ってこないのです。
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その為、時化ていても感覚が狂うのでした。

走行中、船の舳先が波の中にザブーンっと突っ込み
チューブを巻いた波が押し寄せる度に

佐多岬灯台の16メートルの風と黒潮が走る屋久島やトカラ周辺はへの不安が走ったのです。
ものすごいストレスが押し寄せました。

んー、今日南下できない場合15日までは時化の予想。。。。
16日の天気はまだ出てない。。。。
3日間船で待機は確定か。。。。

今回の回航は、今までの回航より苦戦し
長期戦になる覚悟を決めながら宮崎港に入港か。。。

そんな事を考えながらブログのアップです。

さて、地鶏鍋を楽しむか。。。。

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宮崎港よりビーフラップ水野でした。

=~*~=~*~=~*~=~*~=~*~=~*~=~*~=~*~=~*~=

ある程度は覚悟していたものの、やはり長期戦になりそうな今回の回航ですね。

荒波に揉まれて、無事寄港してからのアツアツのお鍋。 格別なんでしょうね。

なんとか、海況に落ち着いてもらって早く3人の元気な姿をみたいですね。

明日も頑張って!

2010 年 12 月 13 日

ビーフラップ足止め・・!! 残念。今夜も宮崎。《新艇回航紀-4日め》

Filed under: ビーフラップ,ブルーフィールドのお話 — admin @ 6:29 PM

新艇の回航は4日めになりました。
昨日は、目標の半分位の地点でやむなく断念して宮崎港に停泊。

海況は、回復したでしょうか。チーム水野のメンバーは元気でしょうか。

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ビーフラップ回航記4日目の水野です。

本日は…
予想通りの前線、強風、雨、突風…
鹿児島南端の佐多岬では風速19メートルとの実況情報。

その為、ビーフラップ号は待機となってしまいました。

キャビンで3人が目覚めるとどんよりとした雲が空をおおっています。
港の中も船の往来もほとんどないようです。

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乗組員たちが一生懸命見ているのは中部港湾管理事務所の方からいただいた地図のようです。
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宮崎港は管理事務所の方も丁寧で係留場所も多い。
燃料は漁協紹介で給油できる。
水道に関しては、給水場はないが管理事務所の方から裏技を教えていただきひとまず安心。

港内トイレは漁協の一番奥にあり
イオンまでもタクシーで1000円以内

回航で長期戦になった場合も便の良い係留地です。

さて、気になる天気予報は不安たっぷりですが
気になる方はこちらをクリックしてくださいね。

佐多岬から種子島や屋久島へのアプローチには
ここ数日の風は走行不能なようです。

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残念ながら、もう少し宮崎滞在が続かざるを得ない状況のようです。

風待ちの間にビーフラップもチーム水野のメンバーも英気を養って
海況の回復に備えていることと思います。

では、また明日


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2010 年 12 月 14 日

ビーフラップ 宮崎港→志布志港 《新艇回航紀-5日め》

Filed under: ビーフラップ,ブルーフィールドのお話 — admin @ 11:35 PM

さて、宮崎に足止め中のビーフラップ。

昨日の海況予報では、このまま数日間足止めか。
と、思いましたが、2晩お世話になった宮崎港を出発したようです。

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ビーフラップの水野です。

兵庫県から沖縄までの回航5日目となりました。
前線や寒気などで海は思ったより苦戦しております。

朝起きると快晴の空ですが相変わらずの北西の強い風です。
宮崎港から南下するには大丈夫という読みで宮崎港を出航です。

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そう、ここに係留場合はこの場所がよいでしょうね
漁港より手前の工事船岸壁です。

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さて、宮崎港をあとに南下をするのですが
シーガイヤが遠くに見える間は波マシで青い空です

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鹿児島に入る頃から、北側からの追い波に揉まれ始め
南下するにつれて南のうねりも発生です。

沖合いから目指す内之浦港に連絡すると…
『今日は漁船だらけで入港不可』との回答です。

んー、志布志港に行き先を変更し
『ビーフラップ発進』です。

鹿児島南沖では相変わらず強風が吹いているためか
志布志湾は猛烈な向かい風です。

ビーフラップの2階はテントで囲まれており
乗組員もそこで見張りをします。

しかし、今日の波はすごかった…

波が多少あるときはこんな感じ

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すごい波の時は2階までこんな感じ

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全く視界がしぶきで見えません

ま、そんな中3名はがんばり何とか志布志港へ到着です

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ここの港湾管理の方もとっても親切で
軽トラでお出迎えしてくれ、燃料、水手配もしてくれました。

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周辺マップのコピーにはマークを入れてくれてて助かりました。

さて、今日は4時間程度の走行だったので
お昼はいつもの2品です。

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トッピングに生卵で豪華にもなりましたね。

明日から天候不良により待機の予定ですが
まだ元気です。

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志布志港より回航記でした。

水野

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なんとか、1歩前進ですね。

雪山で吹雪がひどく周りが何も見えなくなることを「ホワイトアウト」といって、方向間隔を失ってパニックになったりするそうです。
まさしく、ホワイトアウトのような厳しい航海ですね。

でも、見知らぬ港でも海の男同士の友情とサポートがあって心強いですね。

安全を第一に。無理せず頑張ってください。


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2010 年 12 月 15 日

ビーフラップ 志布志港にて足止め中 《新艇回航紀-6日め》

Filed under: ビーフラップ,ブルーフィールドのお話 — admin @ 6:25 PM

ハイタイ、山崎です。

皆さんいかがお過ごしですか?内地のほうも冷え込んでいるようですが、沖縄も北風ビュービューです。
といっても20度もあるんですけどね!

最近のブルーフィールドの日課が、九州の天気や風の予報を見て、まず水野からのメールや電話の一報を受け、「海荒れているんだなぁ」とか「お、出航するんだ!」と一喜一憂することです。
今まで、国内でも、長距離の旅は飛行機でひょいっと数時間、という感覚だったので、いかに淡路島から九州、そしてそこから沖縄が遠いかを実感します。
普段の嘉手納→慶良間の往復とは比べ物にならない距離ですよね。しかも、海がまったく違う!

・・・それでは、前置きはこれぐらいにして、今日の九州からの航海記をご覧ください♪

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ビーフラップの水野です。

淡路を出発して6日目となります。

昨夜は快晴の夜空に双子座流星群の流れ星を
観察し3回の願い事もしたのですが…

朝焼けがとっても綺麗
朝起きると朝焼けがとってもキレイ
しかし、すごい強風です。

保安庁の灯台情報では
佐多岬灯台  北西15メートル
草垣灯台     北    13メートル
射手埼灯台  北西  19メートル

朝から欠航となりました。

そして、志布志町を散歩してきました。

かまぼこ 1つ60円! 湧き水を使っています

大通りから1本裏通りに
かまぼこ屋さんを発見しました。
1つ60円とリーズナブルです。
店の脇では湧き水を使って木枠を洗ってます。

さて、てくてく散歩をしていると
『マルチョンラーメン』発見です。

マルチョンラーメン発見♪

この辺りでは人気のラーメン屋さんとの情報です。
店内は濃厚なとんこつスープの匂いです。

壁にはメニューが1枚貼ってありますよ。
ラーメンとご飯のみ…

『ラーメン大2つ』と注文して
出てきた期待のラーメンがコレ!

とんこつラーメン!

食べてみると意外にあっさりとしたとんこつスープで
なかなか美味しいラーメンです。

最近カップラーメンばかりなので余計においしいです。

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船の回航は長く船から離れることはできないので
ビーフラップにて待機です。

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待機日は町の散策が楽しいですが
それ以外は船内待機です。

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ちょっと、乗組員にも疲れが出てきたような気がしますが
晩御飯が楽しみです。

志布志港より回航記でした。

水野

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今まで、港とは、「自分たちの港があって、そこから出てそこに帰ってくるもの」と当たり前のように考えていましたが、こう回航中となると、いろいろな港にお世話になるわけですよね。
勝手の分からないところで過ごすことがストレスであったり、面白いところもあったりするのでしょうね。

なんだか、回航記を読みながら、どこかで聞いた「演歌」のフレーズが思い浮かぶのは私だけでしょうか?


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2010 年 12 月 16 日

志布志の一日 《新艇回航紀-7日め》

Filed under: ビーフラップ,ブルーフィールドのお話 — admin @ 11:13 PM

ハイタイ、山崎です。

今日の沖縄の天気は大荒れ。
悩んだ挙句、スウィフト号も出航を見合わせました。
それでは、志布志港にて足止め中のビーフラップのほうはというと、やはり、向こうの風向きもよくなさそう。

現地から、足止め中の様子を知らせる写真が何点か送られてきました。

ca3e0292 志布志港の朝の様子でしょうか・・。
どんより曇っていて、寒そうです。

志布志は、陸路でも海路でも鹿児島市と太平洋側を結南九州の交通の要のようです。
大きな湾の一番奥にある港は首都圏や関西と南九州・沖縄を結ぶ大型フェリーの寄港地になっています。

様々な気象情報や地元の漁師さんからの情報などから
海況を分析して、海図をじっくりと見ながら
出航の可否や航路と目的地の方針を検討しているのでしょうね。
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今日もブラブラと町の散策にも出かけたみたいです。
ca3e0295 「田舎とうふ」ってなんでしょう。美味しそうなネーミングです。
ca3e0293 「はものてんぷら」と書いていますが、なんだか普通の天ぷらとは違うみたい。

沖縄の天ぷらとも違いますね。

はもって、あの高級魚の「鱧」でしょうか・・?すごく安いけど・・

どんな味と食感だったかは、報告を待ちましょう。。。

レストランビーフラップ 本日の特選素材はコレ!
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料理は見た目も大切。綺麗に盛りつけられていますね。
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なんだか、楽しそうな志布志滞在・・・。ちょっとうらやましいような・・。

いえいえっ!

散歩して美味しい物を食べてるだけではありませんよ。

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海況が回復したら、すぐに万全の体制で出航できるようにメンテナンスを怠りません。

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海況が良い日は、日の出から日没まで、めいっぱい走れるように予備の燃料のドラム缶を積んでいます。

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そろそろ寒波のピークも過ぎて、海況もやや回復してきそうな兆しがあります。

予備燃料を使うくらいの海況に恵まれて嘉手納に近づいて欲しいですね。


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2010 年 12 月 17 日

ビーフラップ 世界遺産の島へ 《新艇回航紀-8日め》

Filed under: ビーフラップ,ブルーフィールドのお話 — admin @ 7:39 PM

3泊お世話になった、志布志港を後に、ビーフラプは屋久島へ。

どうやら今日から新しいクルーが合流したようですよ。

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屋久島より水野です。

淡路島を出て8日目
昨日までの時化はおさまり快晴の志布志港です。
天気予報を信じ昼から屋久島に向けてビーフラップは出航しました。

種子島を左に見ながら4時間後にビーフラップは屋久島へ到着

明日からコンディション回復します。

本当に回復したら
明日はトカラ列島満喫の旅にでようと思っています。

携帯の電波不調により楽しい写真は送れませんでした。

屋久島  より

水野でした

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屋久島は携帯電話の電波状態が悪いらしく、今日は、写真が3点しか送られてきませんでした。

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屋久島で一息つくビーフラップ。太陽を浴びて気持ち良さそう。。

おっと。何故かスノーケルを楽しもうとしている二人。

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今日から乗船の新人クルーは元気そうですが、もう1人はさすがに8日間の疲れが見えますね。

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あらっ。意外と足取りは元気そう・・・。
屋久島の水中の報告は、明日にでも。

ついに屋久島まで、来ましたね。
地図を見ると、やっと半分を少し過ぎたところなんですが、予報上はこれから2,3日海況が良さそうなんです。
順調に行くと、19日の午後、ビーフラップは嘉手納に到着です。
ただ、今までと違い大きな陸地沿いではなく大海原の航海になります。
みんな疲れてると思いますが(1人を除いて)、安全に慎重に進んでくださいね。


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2010 年 12 月 19 日

遠路はるばる淡路島から沖縄へ  ビーフラップ廻航記

Filed under: ビーフラップ,ブルーフィールドのお話 — admin @ 9:19 PM

はいさい!

廻航記もいよいよ大詰。 前置きは抜きにして 水野から皆さんにご報告をさせていただきます。

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沖縄到着のビーフラップ報告です。

12月17日志布志→屋久島

寒波の影響で志布志港の朝は非常に寒い。
海面は『気嵐』(海から湯気)が立っているが昨日までの強風はおさまった様子。
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その中で寝袋1枚で寝れるビーフラップは最高だと痛感!


さて、大谷君も11時に合流し『屋久島へ向けて発進!』
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志布志港を出て2時間した頃、水面に何やら大きなものが・・・・
『イルカだー』と乗組員も大興奮状態になりカメラやビデオやらでワイワイの時間を過ごしておりました。


鹿児島最南端の佐多岬を後ろに見ながら左前には種子島が確認できます。
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佐多岬を越えると西からのうねりがビーフラップに襲ってきます。


波の高さは3mぐらいでしょうか?
んー、波に負けないようにパイレーツオブカリビアンを聞きながら2時間ほどの辛抱を続けるのでした。


遠くの雲の下に薄っすらと大きな島が見えてきます。
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屋久島です。屋久島中央部に見える宮之浦岳は1936mと九州で一番高い山です。
なので沖合いから屋久島に近寄り屋久島の姿が見え始めたときにはとっても大きく見えていつも感動をするもんです。
我々が目指す港は、一湊港といい島の北側の港です。
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この港は小さな港ですが雰囲気が好きでいつも立ち寄るのでした。
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ここでは漁師さんも対応が親切で水の供給も燃料補給も心配なしです。
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18日の天気予報は波もおさまるとの事


明日はトカラ列島を満喫できることを期待してキャビンで男4人は床につくのでした。

ビーフラップ8日目報告でした。

2011 年 1 月 28 日

屋久島から沖縄を目指して~ 《新艇回航紀-完結編》

Filed under: ビーフラップ,ブルーフィールドのお話 — admin @ 3:44 PM

ハイタイ、山崎です。

早いもので一月ももうすぐ終わりですね。皆さんいかがお過ごしですか?
さてさて、最近の海日記は山崎ばっかり書いているけれど、他のスタッフはどうしているのーと思われている方もいらっしゃるかも知れません。

というわけで、最近のブルーフィールドの近況をご報告させていただきますね♪
潜るメニューが少ない日は、船をピカピカに磨いたり、エンジンやコンプレッサーの掃除をしたり。
そして、ここ数日は水野、土門、柏淵は出張に行ってたりしていました。
出張日程の中で土門、水野は、PADIのビジネスシンポジウムに参加。
なんと全国500店舗あると言われるPADIダイブセンターの中から、ブルーフィールドはカスタマー・サポート賞」(新しいダイバーの育成とともに、お客様の様々な楽しみ方のニーズにお応えするPADI継続教育/スペシャルティー・コースの開催を安定的に提供したお店)で表彰されました♪

これもひとえに お客様みなさんのおかげです!
とっても、とっても嬉しいです。
これからも安全・快適で楽しいダイビングを皆様に提供しつつ 我々も楽しみ、更に多くの笑顔に出会えるように精進したいと思います。

PADIビジネスシンポジウム 表彰式にて PADIワールドワイド ドリュー・リチャードソン社長と。

次に・・・

ここ1ヶ月よく聞かれた質問「新艇は到着したの?」にお答えしたいと思います。
「はい!無事についております」
しかし、到着したら燃え尽きてしまうんじゃないかという私たちの心配をよそに、水野船長、早速翌日から改造に取り掛かったり、最終日の模様をお伝えする間もなく年末年始になってしまったという訳なのです。
それでは、ビーフラップ号到着の様子を、待っていた私たちの目線からお届けします。

屋久島から沖縄を目指して~ 《新艇回航紀-完結編》

さてさて、淡路島から沖縄までの1200キロを超える回航。終盤にさしかかってきました。

2011年12月18日(金) 回航9日目

おさらいすると(笑)、前日、途中参加の強力な助っ人クルー、大谷を迎えて、ビーフラップ号は鹿児島は志布志の港を出発し、ついに屋久島に入りました。
大谷は、ビーフラップ号の回航に関しては、同行はしない予定でしたが、実は「淡路島から沖縄までの寄港できる港情報を調べる」係だったのです。
たとえば、地図の上での港の場所はもちろん、水補給や給油がしやすい港なのか、他船が「寄港」するのを歓迎してくれる港なのか。近くにコンビニやスーパーはあるのか?緊急時の連絡先は?といったような情報です。ですから、眉毛をへの字に曲げて海図とにらめっこしていた水野と並んで、一足先に「回航シミュレーション」をしていたのは大谷だったかもしれません。スケジュール調整の都合で全部は行けなかったけれど、一番大切な最後の部分に参加できてよかったですね♪

kaikoukiさて、屋久島から沖縄本島。地図上で見ると、600キロほど。
だいぶ近づいてきたといっても、まだまだありますね。
普段の慶良間諸島までが片道約40キロ。それをスウィフトで1時間。その、15倍です!
そして、ここから先は、携帯電話は通じません。「緊急用で衛星電話借りたからねー」という水野の連絡に、待っている側も気が引き締まります。
黒潮が走る海。しかも前々日まではかなり時化ていたという情報。

当然、今日は帰ってこないと思っていました。きっとトカラ列島や奄美大島に寄り道したりとか。。。
このあたりは、トカラ列島、奄美大島、ニュースで話題になった徳之島、それからダイビングも有名な沖永良部、与論島。

しかし、夕方、試しに水野の携帯電話にかけてみたら、通じるではありませんか!
「もう伊是名あたりまできたよー、今日帰ることにしたー!」とのこと。
どうやら、土日にさしかかると現地での給油の手配や、もろもろ大変なので、海況がよいうちに突っ走ってしまうことにしたようです。

あとから聞くと、伊江島のあたりで、UFOを見たとか見ないとか。
もう回航の疲れで幻覚が見えていたとしか思えません(?)

到着予定時刻が23時すぎ。
店で待機している渡部・土門・柏淵も、一度は家に帰った五十嵐や山崎も戻ってきて、待ち受けます。
そこで、渡部に「残波岬の灯台が見えたよー」との電話が。なんだか、携帯電話で普通に話ができることや、耳慣れない地名じゃなくて「残波岬」なんて言われることが、「ついに帰ってきたんだなぁ」と実感させます。あともう少し!

夜も更けた嘉手納漁港で、みんなでささやかに「ペンライト」と振ってお出迎え。
そこに、夜間航行灯をつけた明るいビーフラップ号がゆっくり入港してきます。
大きいし、なんといっても音が違う!
下の写真、ちょっと暗いですが、入港してきたビーフラップが見えますか?
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接岸の瞬間です。スタッフに緊張が走ります。

いつもの、私たちの自慢の、大好きなスウィフト号が、小さく見えます!
ビーフラップ号のほうがデッキが高いんですよね。実は長さはほとんど変わりません。
なんだか、接岸した瞬間は、圧倒されて、目頭が熱くなりました。1200キロの航海ですよー。

降りてきた水野は、疲れも見せずに、むしろ少し興奮気味。みんなで囲んで、質問攻め。そして記念写真も撮りましたよ!

今回の回航のヒーローたち。 みんなで記念写真。

なんといっても、怪我もなく、無事に帰ってきて、よかった!
そして、大きなカタマラン(双胴船)のビーフラップ号、カーペットの敷かれたキャビン、キッチンに、ウッドデッキ。
これを使ってどんなダイビングをしようか、想像が膨らみます。

新ビーフラップ号 (沖縄 ダイビング) スウィフト号も今まで以上に可愛がってくださいね。

そろそろ、今年度の「渡名喜・粟国ツアー」の予定も出てきそうです。
新艇ビーフラップ号を使ったダイビングツアーも、発表していきますので、楽しみにしていてくださいね。

***ビーフラップ回航紀 バックナンバー***

遠路はるばる淡路島から沖縄へ  ビーフラップ廻航記 《新艇回航紀-8日め》

ビーフラップ 世界遺産の島へ 《新艇回航紀-8日め》

志布志の一日 《新艇回航紀-7日め》

ビーフラップ 志布志港にて足止め中 《新艇回航紀-6日め》

ビーフラップ 宮崎港→志布志港 《新艇回航紀-5日め》

ビーフラップ足止め・・!! 残念。今夜も宮崎。《新艇回航紀-4日め》

沖縄に向けて出発!!  目指せ種子島! 《新艇回航紀-3日め》

沖縄に向けて出発!!  土佐清水では・・・ 《新艇回航紀-2日め》

沖縄に向けて出発!!  遠く淡路島から 《新艇回航紀》

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