2015 年 5 月 30 日

エンリッチド・エアナイトロックスのあれこれ~ダイビング活用編~

Filed under: エンリッチドエアー — admin @ 9:09 PM

はいさい!大谷です。

エンリッチド・エアナイトロックスのあれこれ第3段!
今日は実際のダイビングでの活用方法としては具体的にどのような事があるのか
ご紹介をしていきます!

☆EANxから受ける恩恵は様々ですが、今日は大まかに2種類について解説!
1.減圧症のリスクの観点から安全性の向上
2.中深度(20~30m)での滞在時間を長くできるため楽しみの幅が倍増

さて、まずは
☆何故、減圧症のリスクが軽減されるの?
こちらについては第一段の巻でご紹介を簡単にしておりますが、もうちょっとだけ詳しく。
●減圧症の要因として以下の物が挙げられます。
・一日複数回のダイビングを行う
・運動不足
・肥満
・ダイビング後に飲酒を行う
・ダイビング後の高所移動
・中高齢
・喫煙者
などなど、、、

誰でも減圧症になる可能性は必ずあるという事をまずは認識しておいて下さい。
どんなに安全なダイビングをしていても水中に潜っていると言う時点で可能性はゼロではないのです。

沖縄のダイバーでEANxの活用方法の一つとして、一番多いのはやはりこの安全性を取ると言うこと。
ダイビングで使用するのは、EANxですがダイビングプランは通常の空気で潜っていても余裕で安全の範囲内のダイビングスタイルで楽しんでいます。
減圧症を避けると言う部分での安全範囲を大きく取ると言うことによって、安心に楽しんでいる方が多いです。
ダイビングスタイルによってもEANxと通常の空気の安全性の差がどれくらいあるのかは変わってきますが、ダイブコンピュータの数字の比較で2~3倍は安全値が変わります。

☆中深度での滞在時間が長くなるのでダイビングの幅を広げる??
●減圧不要限界って知っていますか?
ダイブコンピュータを持っているけど、水深と潜水時間しか見ていないダイバーさん
水中で一番見なければいけないのは「減圧不要限界(NDL)」ですよ。
OWDの講習でも習いましたね。
減圧不要限界とはその水深に滞在出来る時間の限界値を表している数字となります。
つまり、ちょっと深場まで足を伸ばすダイビングの際にはこの減圧不要限界と残圧の管理がかなり大切になってきます。
万が一この減圧不要限界を超えてしまうと減圧症のリスクも高くなってしまうので、超えないように確認を常に行っておくことが重要なのです。
EANxは窒素が少ない分、この減圧不要限界が通常の空気よりもググっと延長されます。
25m前後ではその効果を最大限に発揮してじっくりと写真撮影を楽しめたりもします。

●もっとすごい楽しみ方!
EANxの効果を最大限に感じるにはさらにもうワンステップ上の活用方法があるのです。
例えば、潜るポイントの一番楽しい所、魅力、ターゲットにしている水深で一番長く滞在できる酸素濃度のEANxを用意する。
常用されているEANxは32%ですが、必ずしもそれしか無いわけではありません。
宮古島では30mを超えるダイビングを行う事もあるため酸素濃度28%のEANxを使ったり
沖縄では沈船エモンズや深場のハゼを撮影しに行くときなんかもやはり28%なんかを用意します。
狙いに合わせてのベストミックスEANxを用意して最大限に楽しむのです。
自社製造でEANxを製造しているメリットの一つです。

●いやいや、そんな深場に行ったらそもそもエア切れになるでしょ!
そうなんです。これは、減圧症と同じくらい避けなければならない項目の一つですね。
深場でのダイビングの際には用心しなくてはいけません。
解決方法としてはエアの管理をとにかくしっかりとする。
もう一つはシリンダーを2本担いでエアの量を2倍にする。
ダイビングの手順が変わってくるので特別な講習と器材が必要となってきますが
この変態ダイビングを味わったらもう最高。。。詳しくは話せません(笑)

2015 年 5 月 28 日

エンリッチド・エアナイトロックスのあれこれ~器材編~

Filed under: エンリッチドエアー — admin @ 5:12 PM

はいさい!大谷です。

EANxのあれこれシリーズ2段目は器材の使用方法についてご紹介!

噂で聞いた事があるでしょうか?
酸素濃度の高いEANxはメーカーによっては使用できないモデルもあるとか、ないとか、、、
なぜそのようなルールがあるか、実際に使用できる器材はなにかを解説致します。

☆EANxで潜る際には専用のレギュレーターが必要なの?
→40%以下の酸素濃度であれば標準の器材を使用できるとされていますが、メーカーの指示に従って下さいと言うガイドラインです。

☆では、エンリッチで使用できるメーカーの指示って?

【EANxと通常の空気で併用をする事ができる】
・TUSA
・Bism
メーカーのカタログに記載している注意事項は、、、
器材の定期的メンテナンス、及び使用されるガスの安全確認を必ず実施して下さい。残念ながら市場で動いているコンプレッサーの中には、メンテナンス不良で炭素分や油分が混入している空気も多く、それらの油分や炭素がレギュレーターの内部に蓄積してしまうことがあります。
それが酸素分圧の高い高圧のナイトロックスガスに接触した場合、完全に安全と言い切れない場合もございます。

このような注意書きが記載されています。
レギュレーターをEANxと空気で併用する際には綺麗な空気かどうかはダイバー自身で確認をして下さいね~っという事ですね。
OWD講習の時に習いましたね?
器材をセッティングする前にシリンダーのバルブを空けて空気をシューッと出しながら匂いを嗅ぐ。
ん?これで、本当に汚染空気ではないか確認できるかって??
信じるか信じないかはアナタ次第です!
安心して使用したい方はこのモデルのレギュレーターでも空気との併用は行わないのが一番でしょう。

【EANxで使用できるが空気との併用を禁止している】
・アクアラング / apeks:2002年以降に製造されたモデルは新品の状態、もしくはOHを行ってからEANxの使用が可能。
・mares:ナイトロックス専用のモデルか、もしくはEANx仕様へのOH、パーツ交換を行ったレギュレーターのみ使用可能。
・スキューバプロ:対応機種のみEANx仕様へのOH、パーツ交換を行うと使用可能。

器材メーカーによってはEANxと空気の併用をすることが出来るモデルもありますが
ブルーフィールドとしては「EANx専用」のレギュレーターを保有することを強くオススメしております。
なぜかと言いますと、、、
EANxを使い続けてきた経験からの判断です。
詳しく知りたい方は海で僕に聞いて下さい。笑

では、次回第3段ではナイトロックスの活用方法(ダイビングスタイル)についてご紹介!

2015 年 5 月 26 日

エンリッチド・エアナイトロックスのあれこれ~基本知識編~

Filed under: ナイトロックス — admin @ 8:34 PM

はいさい!大谷です。

今日はエンリッチド・エアナイトロックス(以下EANx)の基本的情報についてまとめてみました。

世界的にはOWDの次に認定数が多いと言われているEANxですが日本でもここ数年でEANxを活用しているダイバーを多く見かけるようになってきましたね!
雑誌やダイビングの指導団体でもEANxを大きく取り上げて大注目となっているシリンダーです。
さて、では具体的にEANxとはなんぞや?!って所から簡単にご紹介!

1.日本で一般的に使わているEANxは酸素濃度が32%
→通常の空気では酸素濃度は21%、窒素78%、その他のガス1%ですが
EANx32では、、、酸素濃度を濃くすることによって窒素の濃度を低下させる事ができます。
つまり!
☆ダイバーの天敵、減圧症のリスクの軽減!
→減圧症のメカニズムは窒素が影響しています。窒素の量を減らす事によって減圧症のリスクをググっと軽減させます。
☆減圧不要限界が長くなるため20m~30mでの深度で空気よりも長く滞在できてじっくりと写真を撮ったりできる!
→安全の為にEANxを使用すると共に減圧不要限界が延長されるため、深場での滞在時間も延長する事ができます。1日のダイビング2,3本目でもしっかりと水深を取って楽しめるのもEANxの魅力。

実際にEANx32を使用したダイバーの声として聞かれるのは、、、
☆空気で潜った時よりも疲れにくい
☆ちょっと深い所に潜った時でも頭がぼーっとしない
☆潜ったあとに眠くならないから夜の外食も楽しめるようになった
などなど、、、
あくまでも個人的感想にはなりますので効果として実感がでるものではありませんが、そんな事を良くお客様から聞きます。

このEANxを使用するにはスペシャルティコースを受講するとファンダイビングで常時使用することができます。
講習内容は座学が中心となりますが、ブルーフィールドでは実際に2ダイブ潜って頂きEANxの使用法について具体的な講習を行ないます。

なぜ、講習を受けなければならないの??
☆酸素濃度が高くなることによって実は空気と違った手順やリスクが出てきます。
例えば、、、
→潜れる最大深度が浅くなる
これは酸素が多くなった事により酸素中毒の危険性が高まるからです。
32%のEANxですと、最大深度は約32m(携行しているダイブコンピュータによって若干の誤差があります)
しかし!
そもそも30mを超えるダイビングはディープSPを持っていないといけないし
そもそも30m以上に行くと今度はエアがもたないという別の問題が出てきます。
なので!
普段のダイビングからはこの酸素中毒と言うものにはさほど影響を受けません。

今やお出かけをしたらコンビニでミネラルウォーターを買いますよね?
なぜ、公園の水道水ではダメなんですか?

ダイビングも一緒です。
EANxを使用するのが普通になりつつあります。
空気でダメなわけではありません。
でもミネラルウォーターを買う派の方はダイビングではEANxを使う時代ですよ。

2015 年 4 月 28 日

エンリッチドエアーでケラマへ!!

Filed under: エンリッチドエアー,ナイトロックス — admin @ 8:20 PM

はいさい!大谷です。

いよいよGWもスタートしますね!
海のコンディションはここ数日かなり良さそうです!!
今日もケラマで楽しんできましたよ~

昨日にAOW講習が修了したご夫婦と一緒にエンリッチタンクを担いでじっくりと楽しみました。
当日申込OKなエンリッチドエアーダイバー講習を開催です!
座学だけで認定することができるエンリッチですが、ブルーフィールドでは実際にダイビングで活用する講習内容となっています。
座学内容をより具体的に実感して頂きながらエンリッチの利点、注意点、活用方法について学んでいきます。
カメラをもって浅瀬を中心にじっくりと攻めてきました。
エンリッチを担いで浅瀬?って感じと思うかもしれませんが
減圧症のリスクを減らしながらダイビングを楽しむにはこれが良いのです。
エンリッチは使っているけれどもダイビングプランは空気設定のより安全を考慮して浅瀬中心。
特に複数日のダイビングでは潜れば潜るほど窒素が身体のなかに蓄積されていきますからね。

ウミガメに洞窟ポイントではハタンポがぐっちゃりと群れていました。
楽しいダイビングも安全あっての話し。
お客さんはインストラクターに、インストラクターはお客さんに言うでしょう。
安全は当たり前だよね~。安全第一が普通でしょ。
では、エンリッチを使うという選択も当たり前なのでは??

ブルーフィールドのリピーターさんはほとんどがエンリッチを活用しています。
安全と楽しみのこの2つの幅を広げる魔法のクウキ。良いですよ。

【2015年ドリフトツアーのお知らせ】

『粟国』
圧巻のギンガメトルネードにイソマグロ軍隊!!
上級者ダイバーを唸らせる大物ポイント

『渡名喜』
魚影の濃さ沖縄No.1
地形あり!群れあり!感動あり!!

4/19(日):粟国
5/23(土):渡名喜
5/24(日):粟国
6/6(土):粟国

【ツアー参加条件】
・AOW以上
・ドリフトSP保有
・エンリッチSP保有
・フロート、アラート、ライト、ミラー携行
・フリー潜降、中層でのホバリングが出来る
・多少揺れている船上でも安全に器材の脱着、エントリー、エキジットが出来る
・最終ダイビングが最低3ヶ月以内
「渡名喜」:流れが強くても流れの方向は一定の場合が多いです。上記項目を満たしており何度かのドリフト経験があるダイバー。
「粟国」:本格的なドリフト経験が豊富で、強い流れに逆らって泳げるスキルと体力があるダイバー。

『沖縄本島遠征ツアー』
7/17(金)までの期間では平日を中心に沖縄本島の遠征ツアーの開催が可能になる事が多いです。
辺戸岬や水納島、瀬底島、伊江島などなど。。。
コンディションが安定していて、予約調整ができた場合には開催を検討していきますのでダイバー仲間をお誘い合わせのうえリクエストを!
もちろん、お一人様でのご参加もOK!リクエストを頂ければ他のお客様への案内もおこなっていきます。
憧れのポイントへ行けるチャンスです!
・最低開催人数:4名
・参加前条件:リクエストエリアの方面によってお伝えさせていただきます。

※ブルーフィールドを初めてご利用される方はツアー前日までに一度スキルチェックの為に潜って頂く日程をお願いする事があります。
ご興味ある方はお気軽にお問合せ下さい。

担当:大谷

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~いつも心には海を~

大好評!エンリッチドエアーナイトロックス!!

エンリッチドエアって?どんなメリットがあるの?
・減圧症リスク軽減・楽しみの幅を広げる、などなど・・・
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2014 年 12 月 11 日

UFOが現れた!!

はいさい!大谷です。

今日もリピーターさんとのんびりと西海岸近海ポイントをボートダイブで楽しんできましたよ♪
今日のメインテーマは「UFO出現!!」

僕がついついワクワクしちゃうポイントへ!
水中にUFOが現れるとか、現れないとか・・・

どーんと登場!!
なんとUFOから温水が出ているではありませんか!!
暖かい・・・暖か過ぎる・・・
ここに30分いました。笑
温度差によって水中はモヤモヤ。まるで目まいを起こしたようですが気持ちよすぎて離れられない。
魚見ないで遊んで1diveを楽しんだのでした。

お昼ごはんは嘉手納漁港隣の海人が経営しているいつものところへ
マングローブ林の川を眺めながら食べる沖縄ソバは格別です

さて、毎日潜っていますがもちろん僕はエンリッチドエアー・ナイトロックス(以下、エンリッチ)が常用シリンダーです。
リピーターさんを中心にブルーフィールドではエンリッチが常用シリンダーとなっていますが、
今日のダイビング時に撮影したダイブコンピュータの画面を見て少しだけ解説。

●1本目
【空気設定】
右上の数字が減圧不要限界(この水深に滞在できる最大時間)

【エンリッチ32%設定】
右上の数字を空気と比較して下さい。

●3本目
【空気設定】

【エンリッチ32%設定】

同じ時間、水深、メーカーの同じコンピューターを使用して比較撮影して見ました。
空気と比べてナイトロックスの方が減圧不要限界が長いのが分かりますね。
もっと簡単に言うと。
●エンリッチは窒素が少ないので空気と比べると窒素が溜まらない
→減圧症のリスクの軽減
※減圧症の発症要因は窒素だけではないですが、窒素の蓄積と言う点で数字だけの話をすると
上の画像比較だと減圧不要限界が2倍以上の数字の差があるので2倍以上減圧症のリスクを軽減している。
複数のダイビングを行うほど窒素の蓄積の差は大きくひらいていきます。
海外、世界的な視点ではOWDの認定の次にダイバープログラムでの認定数が多いのは
「エンリッチドエアー・ナイトロックス」って知っていましたか?
つまり、実用性・必要性については世界で多くのダイバーに必要とされているシリンダーなんです。
使うか、使わないかはあなた次第です。

☆ブルーフィールド~秋のフォトコン開催~☆

自分が撮影した作品の腕試し!
これからのショルダーシーズンにじっくりとフォトダイブでスキルアップ!
撮影した作品をエントリーされた方はなんと!!
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そして!スタッフの審査により選考された3名様は
PADI主催のフォトコンテストに応募します!

入賞を目指して頑張りましょう!
応募方法や詳細を知りたい方はメールにてご連絡下さい。
【応募期間】2014年12月15日まで
【お問合せ先】okinawa@bluefi.com

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2014 年 9 月 22 日

残波でEANxDive!

はいさい!大谷です。

今日も晴天!
残波岬へ大谷&水野の2チームはリピーターさんや昨日から継続のお客さんとファンダイビングへ!
潮の流れも殆どなく、午前中はドロップオフポイントを攻めてきました
ボーロとダブルロックへ!

今日もエンリッチドエアーナイトロックスを活用して深場へじっくり!
特大のロウニンアジにサメ!
20m付近で楽しんで浅瀬に上がった時のダイブコンピューターの比較をみてください!
エンリッチと空気のNDL(減圧不要限界)の差は約100分!

左が空気設定のモード / 右がEANx32%設定のモード
NO STOP←減圧不要限界の数字です。(簡単に言うと、その水深に滞在できる最大時間)
空気モードでは21分
EANx32%では127分
この数字を見ればエンリッチの安全性がいかほどか分かりますね!
この6倍差が減圧症のリスクの差でもあり
中深度に滞在してゆっくりと生物観察や撮影をしたりすることが出来る楽しみの幅が広いと言うことです!

明日も2チームに分かれてファンダイブを開催していきます
もちろん、エンリッチドエアーを担いで!

本日、真栄田岬でダイビングにご参加のSさん
レンタルカメラのデータはこちらからダウンロードして下さい。
次回は慶良間とジンベエザメのリベンジをしましょう!!

2012 年 5 月 19 日

渡名喜ツアーへ行って来ました♪

はいさい!大谷です

今日はスウィフト号で渡名喜へ行って来ました!
ここまで順調なツアーですが、、、昨日の天気・海況予想の段階ではちょっと雲行き怪しいコンディション
朝の風、波の状態とこれからの予測から渡部船長との話からの結論としては「行ける!」
ややうねりがありましたが、渡名喜3ダイブ楽しんできましたよ♪
ドロップオフ・群れに群れている魚と深場に生息する魚を楽しみながら
洞窟では幻想的な光に癒されてきましたよ~♪

渡名喜の海を最大限に楽しむためのツールとして、エンリッチタンクはもう必需品となりました。
酸素濃度を測ってから器材セッティングをして準備万端!

まずは、緩やかに流れるグルクの崎へ
ドロップオフの中層を流していき、浅瀬に群れているキンギョハナダイやアカネハナゴイをじっくりと撮影しつつ
呼吸が整ったら、次は深場へ旅にでます。
キレイなサクラ色をしたハナゴンベがたくさん見られます。
この魚が群れている所は慶良間でもなかなかないよなぁ~
減圧不要限界を気にすることなく、深場でも思う存分に楽しみエキジットです。

お昼休憩を挟んだあとは、暗闇の先に広がる巨大な三角形の光がキレイなブルーホールへ。
洞窟のなかは真っ暗!ライトを消してしまうと目を閉じているかのような錯覚に陥るほどですが
洞窟を進んでいくと濃いブルーに輝く幻想的な風景

この洞窟の水深は18~20m
やっぱりエンリッチだね♪
2ダイブ目でも空気と比べて減圧不要限界という視点ではストレスが低い状態でいれるので、写真に専念して楽しむことができましたね!

ラストはグルク崎で、1本目よりも魚が群れている範囲が広い、違うエリアで楽しんできました。
棚の上に広がる小魚の楽園をまた楽しみつつ、ここでも水深を少し落としてみると、、、
身体にサロンパスを貼っているかのような模様のスミレナガハナダイが多数生息しています。
ここでの水深も20mちょっと
光をしっかりと当てながら撮影に没頭するMさんも満足いくまで粘れたのでは?!
こんなダイビングスタイルが出来のもエンリッチならでは。
空気で潜っていたチームよりもダイビングの幅が広がり、安全面でも安心♪

他の海では感じる事ができない海が渡名喜にはぎゅっと詰まっています!
渡名喜1泊ツアーも楽しみだぁ~
あ~なんだかワクワクしてきました♪

2012年上期スペシャルツアー

 

 

【渡名喜・粟国ツアー】ギンガメの群れ!大物パラダイスで豪快ドリフト!
設定日:渡名喜・粟国5/6(日)・7(月) 粟国5/26(土)・27(日)
渡名喜・粟国ツアー詳細
【渡名喜ツアー】特大サイズのカメ&幻想的な洞窟と断崖絶壁ドロップオフ!
設定日:4/22(日) 5/19(土)・20(日) 6/2(土)・3(日)・9(土)・10(日)・24(日)
渡名喜1泊ツアー:6/30(土)-7/1(日)
渡名喜ツアー詳細
【ドリフトツアー】アンカーリングだけでは物足りないダイバーのツアー!ドリフトでさらなる世界を見に行きましょう!
設定日:6/16(土)・17(日) 7/7(土)・8(日)
ドリフトツアー詳細

2012 年 2 月 28 日

ケラマの海で癒されて

はいさい!土門です。

今日の僕は終日店だったのですが、渡部船長と共にガイド大谷が慶良間に行って来ました~。
今、お客さんを那覇にお送りしている所なので 代わって僕が海日記をアップしまーす。

滞在期間中 ずっとエンリッチド エア ナイトロックスで潜っているTさん。
到着の日は 疲れ、早朝便による眠気、なんとなくカゼっぽいかも?なんてお話で
様子見ながら潜る潜らないを決めましょなんて話をしていましたが…

なんと日を追う毎に元気になって、昨日、今日としっかり3本づつ潜って来ちゃいました。
今日のダイビング
①アリガーケーブル
②トウマ
③サンドトライアングル

スーパーベテランダイバーのTさんの今年の目標は「今年中に1400本達成?」
実はあと30本ちょいで到達するそうなのですが 以前に比べると潜るペースもゆっくりになり
日に4本も5本も潜ってた程の体力も無いと自嘲気味。

色々なベテランダイバーの方と一処に潜らせていただきましたが
自分なりの楽しみ方もありますし 知識もついているので何気なく見かける生態などに
ぐっと食いついたりしてて本当に ダイビングが好きなんだなぁっと感じますね。

大谷くん曰く 今日のダイビングもそんな感じだったそうです。
ナイトロックスの恩恵を受けて アリガーの沖の根でもじっくりマッタリ。
トウマ: いつまでいてくれるか分かりませんが旬のちびっ子カエルアンコウを激写したり ヤドカリにはまってみたり。
ヤドカリ・・・実は奥が深いんですよね~

写真のこのこは大型ですが小さな超普通種のアカツメサンゴヤドカリだって 目がキラキラしてて超可愛いんですよ♪
あまり共感してもらえないので エビカニ系の話の中でもあまり話題にのぼりませんけど。

そして3本目ででっかいコブシメに遭遇。


綺麗な真っ白い砂地の海に癒されて今回のダイビング旅行の締めくくりでした。

2011 年 11 月 22 日

さまざまなダイビングの楽しみ方を・・・

ハイタイ、山崎です。

久々に、慶良間まで出航してきましたよ~♪
依然として北風ではあるものの、今日はお日様も顔をだしてくれ、水中も明るく、とってもゴキゲンなダイビング日和となりました!
ちょっとうれしくて、安全停止中にお日様を水中から撮ってみました。

pb220453

今日のダイビングポイント: 慶良間諸島
①トウマ西(座間味島)
②アリガー(渡嘉敷島)
③ドラゴンレディ(座間味島)

pb220454 浅瀬で、ノーストロボでこの明るさ!

今日も、お二人はエンリッチド・エア(ナイトロックス)のタンクを使用してのダイビング。
せっかくなので、トウマ西では、22mぐらいまで足を伸ばし、深場のユビエダハマサンゴに群れるハナゴイやホウセキキントキ、アカヒメジを観察したり、じっくりデバスズメダイの群れを撮影したり。
クロオビアトヒキテンジクダイなんていう珍しい魚も観察しましたよ。上の写真みたいに、透明度もよく、浅瀬は光がキレイに入って、色とりどりの魚が綺麗でしたよー。

そう、今日はこんな子にも出会いましたよ!
みんなで一生懸命、カイメンに隠れるカエルアンコウを探しました。大きさは、2.5cmぐらい?
とぉーっても可愛い!この大きさのちびカエルアンコウは、そんなによく見られるものではないので、じーーっくり顔を近づけて観察してきましたよ。周りの黄色いカイメンと、本当に見分けがつかないですよねー♪

カエルアンコウ!

実は、お二人が初めてブルーフィールドで、沖縄でダイビングをしたのがこの3月。そのときにはライセンスは持っておらず、体験ダイビングへの参加だったのです。
それから、5月にオープンウォーター・ダイバー取得、そして7月にアドバンスド・オープン・ウォーター・ダイバーを取得、そして、いろいろありましたが(えっと、ここではお話しません!笑)、久々に11月に来沖されて、エンリッチド・エア(ナイトロックス)のスペシャリティ取得。
お二人のバディとしての息もあっていて、見ていてとっても安心できる、ダイバーに成長しつつあります。
今回も、ナイトロックスのタンクのアナライジングはもちろん、ダイビングの目的に合わせて、最大深度を設定し、減圧不要限界時間を確認したり。頼もしい!

エンリッチド・エア (ナイトロックス) のタンクを背負って pb220500

今度いらっしゃるのはいつかな?
次は、ぜひサメを見に行きましょう♪

エンリッチド・エアーナイトロックスダイビング

2011 年 11 月 21 日

エンリッチド・エアを使ってファンダイビング♪

ハイタイ、山崎です。

今日も、昨日に引きつづき、北風ぴゅーぴゅーの沖縄。
しかし!そんなときでも、沖合いがとっても荒れているときでも、快適にダイビングを楽しめる場所が、嘉手納の港をすぐ出た近くにあるんですねー。

その名もクマノミパラダイス!伊奈武干瀬(イナンビシ)というエリアです。

pb2100261

「干瀬(ビシ)」とは、沖縄の言葉で、サンゴ礁などでできた浅瀬のこと。
嘉手納漁港を出てすぐ北の方向へ。右手に読谷村のトリイステーションという基地を望む位置にあるここは、伊奈武干瀬によって北風や北のうねりから守られたダイビングポイントです。
一見、ガレバも多く、地味に見えるポイントですが、ソフトコーラルに群れる魚たちや、名前のとおりクマノミ各種、5種類が見られ、時によってはハナヒゲウツボ、ネムリブカなどの人気もの、それから、甲殻類も豊富。砂地もきれーいな白い砂地に、ハゼやガーデンイールも。そして、なんといってもこれからの季節はウミウシが増え、ピグミーシードラゴンを見つけるのも楽しい。ポイントもひろーいので、3ダイブといわず、数日間連続で潜っても毎日発見のある、私たちスタッフの裏庭とでもいうべきダイビングポイントです。

今日は、体験ダイビングのご友人と一緒のお客様や、エンリッチド・エア(ナイトロックス)のスペシャリティ講習を受講中のファンダイビングのお客様も。
タンクの酸素濃度のアナライジングを済ませ、背中にナイトロックスと書かれた黄色と緑のステッカーのタンクを背負って、いざ出陣。

pb210001 pb210002

定番のクマノミたちを観察したり、一風かわった擬態の上手な甲殻類を探したり。
なかなか面白かったのは、一本ながーいムチカラマツ。上の写真にもあるような、ムチカラマツエビも、上手に擬態していましたし、ガラスハゼは、おなかに卵を持ったメスの個体や、そのガラスハゼたちの産みつけた卵。

ガラスハゼ 抱卵しているメス pb2100311

ちょっとわかりにくいかも知れませんが、右の写真は、ムチカラマツのちょっと痛んでいる部分を上手に使って産み付けられたガラスハゼの卵。写真を拡大してよぉーく見ると、卵の中に目が二つずつ揃っているのも見えますよ。

コブシメも、ちょくちょく現れるようになってきました!
そんないろいろを、のんびり観察していると、時間はあっという間に過ぎるもの。2ダイブ目の途中で、クウキ設定のダイブコンピューター(左TUSA700)と32%の酸素濃度のエンリッチド・エア(右SUUNTOのD4)を比べてみると、その時点での減圧不要限界(簡単にいうと安全に潜れる残りの持ち時間)が、クウキのときは35分なのに比べて、エンリッチド・エアの場合は90分。この余裕はうれしい!

コブシメ pb210034

決して、すごくアグレッシブなダイビングをしているわけではありませんが、最大深度17m前後のダイビングでも、これだけ歴然とした違いが出るんですよね。
今日は、エンリッチド・エア(ナイトロックス)のスペシャリティ講習の一環だということもあり、減圧症を防いで安全にダイビングを楽しむための、エンリッチド・エアの賢い使い方や、ダイバーの責任としての体調管理、ひいてはエアもちをよくするための潜り方のコツなどなど、いろんなお話をいっぱいしましたね。

そんなお二人は、今は学科の部分をみっちり、コースディレクターの土門と。めでたく学科試験も合格し、明日からは晴れてエンリッチド・ダイバー。

エンリッチド・エア(ナイトロックス)スペシャリティ講習

体験ダイビングをブルーフィールドでしたのがとっても懐かしい!今ではナイトロックスで潜る、お手本ダイバーになりつつあります。
明日のダイビングは、どこに行こうかなー。海況が読みづらく、ポイント選択が難しい今日このごろですが、楽しいポイントは、沖縄にいっぱい。

pb2100361 pb2100351

最後に、変り種の写真を。
左は、ウルトラマンホヤで、右は、ハナビラクマノミとセジロクマノミの合いの子です♪

エンリッチド・エアーナイトロックスダイビング

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