2011 年 8 月 13 日

エンリッチド・エア(ナイトロックス)を使って沖縄本島の海を楽しむ♪

ハイタイ、山崎です。

今日は、エンリッチド・エア(ナイトロックス)を使用して思う存分ダイビングを楽しんできました。そんな一日をガイド目線でお話ししてみたいと思います。

本日、目指すダイビングエリアは、今日は恩納村は万座。
地形やマクロが楽しめる、豪快なポイントが並ぶところ。ドリームホールやホーシュー、なんて名前は耳にしたことがある方も多いかと思います。ストーンと5-6mから底は40-50mまで落ち込む、壁のようなところに、ところどころ穴があいており、洞窟やオーバーハングを作っていたり、通り抜けられる穴があったり。そこについているマクロな生物を狙うもよし、最近よく現れるマダラトビエイを探しに中層に目を向けるもよし。底を見ると大きな岩がそそりたっているところもあります。

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しかし、視界に幅を持たせて、一日3ダイブを楽しむならば、空気だと限界が。一日の2本目、3本目ともなるとダイブコンピューターとにらめっこになることもしばしば。ガイドとしては、ポイント選択に悩むところです。

ところがところが、今日のご参加の皆様は、みな、エンリッチド・エアスペシャリティをお持ちのお客様。
朝からみんなで32%のタンクを背中に背負い、豪快なポイントを目指していざ、出発。

今日のダイビングポイント:恩納村
①ミニドリームホール
②クロスライン
③ディープXXX

んー、本当は、万座ドリームホールのほうを狙いたかったのですが、流れが強く激流だったということで、今日は断念。
午前中はミニドリームホールを楽しんできました。

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棚の上からゆっくり入っていって、そこから見上げると、水面から差し込む光が。
角度によっては、ハート型に見える穴もあって、ロマンチック(?)
ここでは、地形を楽しんだあとは、ネムリブカがお昼寝をしているところを探しに行きました。沖に回って、アカヒメジやアマミスズメダイが群れ、ムチカラマツが点在する根へ。最大深度は24m。平均深度が11m。クウキだったら、一日の残りのダイビングのことを考えて、もう少し控えておこうかなというところですが、エンリッチド・エアを使用しているので、問題なし。ちょっと流れていましたね。

2ダイブ目は、緩急をつけたポイント選択で、クロスラインへ。
ここは、沖に向かって走る根にユビエダハマサンゴの見事な群生。そしてその先に広がる真っ白な砂地。
最大深度は18mと、深くないものの、ガイドとしては、この砂地でいろいろな生物探しに時間をかけたい。そんなときに、エンリッチド・エアを使っていると、ダイブプランに余裕がでます。

ここでは、トウアカクマノミが抱卵しているところ、ハダカハオコゼが2匹もついている根をじっくり撮影。
そこには、今日はオニダルマオコゼが、なぜか3匹も顔をつきあわせてじっとしていました。
幼魚も多くて、シロブチハタの小さな幼魚、ハナミノカサゴの幼魚、それから、ナンヨウハギのちっちゃな幼魚がブイについたサンゴに隠れているのや、テンスの幼魚を見ました。とーってもかわいかったですね。平均深度は11m。それでも楽しめるのはエンリッチド・エアならでは。

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今日の三本目。2時間とたっぷり水面休憩をおいて、午後も地形ポイントを目指します。
んー、先に行っている船からの情報だと、やまり万座ドリームホールは激流だそう。今日は安全をとって、流れのないディープXXXへ。
ここは、それこそストーンと落ちるドロップオフを、ずーっと降りていくと大きな根があり、そこにヤギが生えています。
さて、じっくりピグミーシーホースを探したいところ。
28mほどのところに、気になるヤギが。でも、大きくて、捜索範囲が広いっ。今日の私はクウキ設定のダイブコンピューターをつけていたので、そっちを見ていると、減圧不要限界が一桁に入っていきます。
やっぱり、「残り8分」、「残り7分」と言われると、じっくり小物を探すのにはドキドキしてくる水深です。しかし、32%のエンリッチド・エアの設定になっているほうのダイブコンピューターを見ると、のこり26分。あーやっぱりナイトロックスでよかった!

それでも、あまり深場にいすぎるのもいやだなぁと思い始めたころ、小さなヤギにピグミーシーホースがついているのが目につきました。ラッキー。

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そこで、じっくりとライトをあてて、マクロモードで撮影開始。このときで、23mほどの水深ですが、この時間とタイミングでも写真を撮れてしまうのがエンリッチド・エアを使ったダイビングならでは。
今まで、クウキでのダイビングだと諦めていたことが、あきらめなくてもいい!

これは、ガイドとしてとっても嬉しいことです。
やっぱり、目指す場所、狙う被写体、水中生物がいるのに、ダイブコンピューターとにらめっこしながら、浮上サインを出すのは残念。
しかし、今日は粘れたので、じっくり撮影、観察も楽しめちゃいました。

みなさんも、今までとは違ったスタイルのダイビングを楽しむために、エンリッチド・エア、試してみませんか?

山崎

慶良間ダイビング ブルーフィールドのドリフトツアー

2011 年 8 月 7 日

エンリッチドエア・ナイトロックスの魅力

Filed under: エンリッチドエアー,ナイトロックス — admin @ 8:17 AM

はいさい!大谷です。

台風直撃コースの沖縄。その間はさすがにダイビングは中止でした。。。
今日はエンリッチドエアー・ナイトロックスについてご紹介です。

エンリッチドエアー・ナイトロックス(ENAx)が沖縄本島に上陸してからもう1年以上が経過
スウィフトの上では緑と黄色のステッカーが貼られたタンクを担ぐダイバーでにぎわっている日が多くなりました。
このエンリッチってそもそもなんなの?っと言う疑問に関しては、、、過去のブログやHPをチェックしてください♪

エンリッチドエアーEANx

このEANxを使用する際には普段(クウキ)とは違った注意点も出てきます。
例えば、酸素濃度が高くなるぶん、水深の制限が出てきます。
今ブルーフィールドで主に使用している酸素濃度32%を僕のダイコンにセットすると最大水深が33.7mとなります。
万が一この水深を超えてしまうと酸素中毒のリスクが高くなってしまうので、水深のコントロールや安全に対しての自己管理が重要となります。

しかし、僕はEANxを使ってのダイビングでこの水深制限があることを不便に思ったことは1度もないですね~
理由の1つとしては慶良間や本島近海での見物で40m近くまで行かないと見ることができない生物はめったにない事。
そして、この水深に長く滞在できるとしてもエアの消費の事を考えると、、、結局は40m近いラインで長く滞在することはないのかな~って思っています。
例えば、深場を好むピグミーやアケボノハゼなども慶良間なら20~25mラインで見れてしまうのでむしろそんな生物をじーっくり撮影するならやっぱり通常のクウキよりもEANxのが魅力的♪

ピグミーアケボノハゼ

そしてもう1つ普段と違うことといえば、器材(主にレギュレーター)に関する留意点です。
高濃度酸素のEANxでは専用のメンテナンスされたクリーンな状態の器材が必要となります。
PADIのマニュアルでは40%以下であれば標準のレギュレーターで使用してもOKとあります。
おぉっ!ってことはEANxSPを取得したら今僕が持っているレギュレーターをそのまま使えるんじゃーん!
っとこの文章を読んだだけではその通りですが、実はマニュアルにはこれに続きがあり
「すべてその器材メーカーが推奨する手順に従って下さい」と一言書いてあります。
つまりは、メーカーが「うちのレギュレーターはEANx専用ではないから使わないでね~」っと言っていたらそのモデルでは使用できないのです。
今現在各メーカーによってこのEANxで使用の見解が異なります。

EANx専用のレギュレーターを発売しているメーカーもあれば

日本アクアラング

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クウキとの併用をしてもOKだけど・・・

TUSA

B-ism

このように各メーカーによって様々なのです。
さて、今皆さんがお持ちのレギュレーターはどこのメーカーでしょう?
専用のOHをしていないとEANxとしては使用することができないものもあれば、
クウキとの併用をしても大丈夫だけどそのクウキが汚染されていないクウキでないと安全とは保証できないですよ~っと言う器材もあります。
現在ブルーフィールドでのEANxのレンタルレギュレーターは専用の物として、クウキとの併用はしていないです。
僕達インストラクターが使うとき専用のものとしています。
皆さんにも安全性や信頼度から考えるとやっぱりEANx専用のレギュレーターをオススメいたします!

各メーカーのこのEANx対応のレギュレーターも去年と比べると続々と新作が発表されています!
これからEANxがスタンダードなタンクとして使用されていくことは世界のダイビングシーンを見ていればわかります!
沖縄は嘉手納から!世界基準のエンリッチドエアーを使ってこれからさらに沖縄ダイビングを楽しんでいきますよー!!

早く海穏やかにならないかなぁ~。。。

慶良間ダイビング ブルーフィールドのドリフトツアー

2011 年 6 月 19 日

6月18日土曜日の海日記

はいさい!土門です。

18日は渡名喜遠征の日

風向きは南。
波はちょっと高いかな?というコンディションの中、行ってきました~~~

最近 大人気のグルクの崎は波あたりが強いので断念。
しかし 渡名喜といえばアンジェラというほど有名なカメポイントに行ってきましたよー
①アンジェラ口(あんじぇらぐち)
②ブルーホール~島尻崎
③アンジェラ

今日のメンバー

今回は ナイトロックス(以下EANx)がいいなーという事で最初からEANxを使っている方、勧めるんなら じゃあ 使ってみるかな、という方など動機は様々だけど 皆さんEANxでのダイビング。

エントリー!

24m位の水深を 流しながらアンジェラの水路を渡り そろそろカメゾーンですよとボードに書いた直後から
でっかいカメ!
ケラマの人に慣れ過ぎたカメと違い、こちらのカメはシャイでなかなか近づけない。
しかし そこは亀の島とも呼ばれることのある渡名喜島。

泳ぎ去っていく後ろ姿を見送る視界の端っこに向かってくるカメが。

後ろのカメが「まって~」って言ってるように見えません?
さらに まったく存在に気がつけなかったカメがあしもとから泳ぎ始めたりして
視界の中に7個体のカメが泳いでいたという瞬間もありました。
ウミガメに会いたい人は渡名喜ツアーを要チェックですよ!

カメに興奮していて 忘れるところだったけど 後半に入ってもイソマグロが居たり、ホワイトチップシャークも居たり、でっかいカスミアジも居たり大物三昧のダイビンでした。

前から。
ダイビング後半でも20m位の水深にいてダイブコンピュータの減圧不要限界がたっぷり表示されている安心感は良いですよ~
空気設定のDCが「そろそろ上がった方が良いよ~」とアラームを鳴らしていてもEANx設定のDCがは 「まだまだ余裕ですぜっ」って表示。
2本目の島尻崎でもカスミチョウチョウウオの群れに接近しての撮影に威力を発揮していました。

そして EXIT

次回は23日24日の2日。
平日設定ですが 今からでも飛行機が取れる!沖縄在住!という方は 是非!
条件は・AOW取得者であること
・最終ダイブから参加日まで3ヶ月以内であること。
・経験本数30本以上  です。
・理想を言えばEANxのSPを持っているか コレに合わせて取得していただけると コース取りに幅が出るので嬉しいかなー

2011 年 6 月 17 日

ビーフラップで慶良間&粟国でドリフト大満喫!!

はいさい!大谷です。

今日は海況が良くてなんだか遠征ができちゃいそうなコンディション。
お客様は700本以上の超上級者ダイバーのS様。
急遽、ビーフラップでドリフト船として出航決定です。
レベルや海況、いろいろな事が良い方向に重なった時に出来るたまーにあるラッキーDayです!

~ポイント~
1.男岩(慶良間)
2.筆ん崎(粟国)
3.SAKURA(粟国)

まずは!男岩で肩慣らしのドリフトです。
ゆるーく流れる中をドロップオフ沿いに泳いでいくとカスミチョウチョウウオやキンギョハナダイが乱舞していて、Sさんもマスクの中でニンマリ表情の様子。
離れ根で大物が回遊してくるのを待つが、、、何もでず。。
そしてダイブタイムが30分経過した頃に正面から黒い物体が!!
マンタかー!っと思い生物の近くまでダッシュ!
近くまでよーく見るとマンタではないが、なんだろう?
マダラトビエイっぽいけどなんだか肉厚でデカくマダラ模様もほとんど無いです。
おそらくマダラトビエイの老体でしょうか?
背中がかゆいのか目の前でグルングルン回って岩に体を擦りつけたりなんだか不審な動きをしています。
この時の水深が20mでしたがエンリッチを背負っていれば後半のダイビングでも空気で潜っているのに比べると窒素の不安要素は格段に減ります。
マダラトビエイとの距離20cmの興奮の5分間はあっと言う間に終わってしまいましたが
肩慣らしにしては大興奮しすぎた1本目でした!

男岩ドリフトダイビング慶良間ダイビング

そして今日のメインディッシュ!
粟国へ向けて舵をとります!
筆ん崎の潮をチェックしに水面から流れを見ていると、パッと目に入ったのはロウニンアジ、カンムリブダイとどちらも特大サイズでなんともワクワクするダイビングのスタート!
エントリーして潜降すると透明度抜群!
周りを見渡すと、、、イソマグロ!ロウニンアジ!カスミアジ!ギンガメアジ!
開始1分でSさんからGOODサインがでましたー♪
ゆくっりと根の周りを回ると浅瀬には日本では数の少ないカンムリブダイがガシガシとご飯タイム中でした。
そして、根と根の間の潮通しの良いところには、、、
ギンガメの群れー!特大ナポレオン!発見してしばらく根に掴まりながら大迫力の群れを堪能しました。
粟国ダイビングギンガメアジ
そして、30m先の方をじーっと見てみるとなにかが群れてる!
近くに寄って確認してみるとカマスがドワ―っと群れている!!
しかもカマスが僕達の方へ寄ってくるんです!
その距離なんと!30cm!!
1匹なら小さな魚も群れとなればこれでもかっ!と大迫力です。
思わずSさんと水中でガッツポーズです!
やっぱり沖縄は良いな~っと再認識のSさんでした。

カマス群れエンリッチド・エアダイビング

ラストはのんびりとSAKURAです。
島沿いのいくつものクレパスを通り地形を楽しみ、群れるハナゴイやグルクンで今日のドリフトダイビングの締めくくりに花を添えてくれました。
今日のようなドリフトスタイルでは平均水深が深くなりますが、エンリッチド・エアーを使えば普段では
”その水深にこんな長時間はいれないなー”なんてのが解消されます。
なので大物を根待ちしたり、群れを満足するまで撮影するのにもってこいです!
今日EANxを使用したSさんもこのタンクの良さを体感したようです。
・流れに逆らって泳いで息が上がってもすぐに落ち着ける
・エアーの消費が少し良くなったかな?
・いつもより疲れなかった
Sさんからはこんな声が。
EANxを使用するといくつものメリットがありますが、この「体感」の部分には個人差があり
効果、効能ではないですがいろいろな方からそんな感想がでています。
皆さんも普段では”行けない””いれない”領域でのダイビングを楽しんでみませんか?

SAKURAビーフラップでドリフト沖縄ダイビング

今日は粟国へのラッキーDayでしたが、大満喫のスペシャルDayとなりました。
明日も慶良間便&ドリフト便2隻に分かれて楽しんできます!

エンリッチド・エアーナイトロックスダイビング

2011 年 6 月 13 日

粟国・・・

Filed under: エンリッチドエアー,ナイトロックス — admin @ 10:32 PM

梅雨明けの沖縄は毎日 最高気温30度をマークしています。
ちょっと動くと じと~~~っと汗が。

さて昨日 12日は粟国ツアーの設定日。
ここ数日続いた 南風(南西の風、風速8m/s)

通常 洋上の風は陸上に比べて1.2倍と言われます(文献によっては1.3倍)という事は風速約10m/sが吹いているという事。
その洋上ならではの強い風を利用して風力発電をするアイデアもいくつかあります。浮体式と言う新しいアイデアも出てきているようですね。
日本の未来は明るい!! というのとは裏腹に この強風のせいで波は高くなり 僕らの今回の粟国遠征は、慶良間でドリフトダイビングに変更になったのでした。

さて そんな粟国改め慶良間でのダイビングは
①シーファン
②男岩
③黒島北
・・・という3本立て。

今回は全員EANx(ナイトロックス)でのチームです。

黄色と緑がまぶしい!
これなら いつもとは違うコース取りが可能♪

しかも皆さん腕の立つ方達なのでオールドリフトダイビング決定です。

粟国に行けなかったけどその分 平均水深が深めのダイブプロフィールも可能。
明日飛行機で帰るというお客さんも 毎日潜っているお客さんも不安なく 遊べちゃいます。

ちなみに 減圧症関連について詳しく紹介しているとして 紹介される事が多いこちらも見ておくと為になりますよ。
ダイビング器材メーカーのTUSA HP
ナイトロックスならば 減圧不要限界にかなりの余裕が生じます。
詳しくは過去の海日記でもご紹介していますね。

さらにさらに お酒が好きで 潜るの大好き!豪快なダイビング大好きっ で40歳以上ですという人は ナイトロックスに切り替えた方が安心かも知れませんね~~(減圧症の要因、誘因)

今回の皆さんもあてはまるものが 多々ありそうな要因、誘因です。

・連日のダイビング
・明日は飛行機搭乗予定
・普段忙しく働いているからこその疲労
・加齢などなど
人によって 減圧症に対する危険要因は様々。
それらの危険性を考慮すると減圧不要限界ぎりぎりのダイビングは結構ハイリスクと言えます。
もちろんエアで潜っても大丈夫なプランなのですが、ナイトロックスならば より安心なのですよ♪

詳しくは ダイビングに詳しいお医者さんが作ったHPにも紹介されていますので興味のある方はご一読ください。

ってなわけで  ナイトロックスでのダイビングでは 被写体がこちらを向くまで待ってみたり、
イソマグロ出現アップ
深場から水中景観を楽しんでみたり

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遊んできちゃいました。

水中でも目立ちますなぁ

泳ぎまわるネムリブカも。

こちらの泳ぎまわるネムリブカも大接近。

いやぁ いろいろありますが 楽しいダイビングが出来て良かったです。皆さんありがとうございました。

今回の皆さんです。

また みんなでドリドリ 流しましょ~~~う♪

2011 年 4 月 20 日

ファンダイビング =今日は慶良間まで 

はいさい!

少し肌寒い気温でしたが 今日も楽しいダイビングでした。
①ドラゴンレディ
②トウマ
③アリガーケーブル

かっこいいデジタル一眼をハウジングに入れ、バシッとストロボをセットしたカメラを持ったお客さんとマンツーマンのダイビング。
「何が見たいですか? 今日の撮影のテーマは?」との質問に
「危険生物」「よく見かけるかもしれないけど変わった形の物」とのリクエスト。

出航前に伺った話だったのですが・・・このポイントで危険生物かぁ。う~ん
悩んだ結果 「よく見かけるかもしれないけど変わった形の物」で攻めることに。

そして 見ることができたのは
カエルアンコウ、マダラトビエイ、タイマイ、コブシメ、ヒメオニオコゼ、ウシノシタ、ハナミノカサゴbaby、メレンゲウミウシ、ウコンハネガイなどなど。

何が写っているかな~

目があるのわかりますか?

こちらはコブシメマダラトビエイ

そしてカメ

マンツーマンだった上に2本目からはナイトロックスでのダイビングだったので安心してじっくり撮影していただきました。
4畳半ダイビング(行動半径の事ね)でも良いよ~って事だったのですが 一軒家位の広さは見て回りましたね。

明日はどこで何と会えるでしょうね~~♪

2011 年 3 月 28 日

エンリッチド・エア(ナイトロックス)を使ったダイビング

ハイタイ、山崎です。

だいぶ沖縄の海もおだやかになってきましたよー。
今日のスウィフト号は、ケラマへ行ってまいりました。
そこで、今日はスタッフで*エンリッチド・エアを使い、その効果を検証することになったようです。今日は、その模様をお届けしますね。
*エンリッチド・エア(ナイトロックス)=酸素濃度を高めたダイビング用のエア。
(詳しくはコチラ

今日のダイビングポイント:
①ドラゴンレディ
②アリガーケーブル

今日の二つのポイントは、普段は皆さんを20mよりも浅い範囲にお連れすることが多いのですが、実は足を深場まで足を伸ばすと、さらに違ったみどころもあるポイントなのです。

ドラゴンレディは、ブルーフィールドに遊びにいらっしゃる方には聞きなれた、『彼女が水着に着替えたら』という1980年代の映画が撮影された場所。映画の中で、「海に沈んだ飛行機」が出てくるのですが、その羽が沈んでいるのが21mぐらいの深さの場所。ここまでは行ったことがあるかたもおられるでしょう。
実は、さらに沖まで進むと、28mほどのところに、その同じ飛行機のコクピットが残されているのです。
ちょっと遠いのでエアもちがよくないといけないのですが、今日はスタッフ研修ということで、行ってきました。

途中経過:24mまで行ったところ 沖縄 エンリッチド・エア
見てください、上の写真は24mまで行ったところ。右の小さなダイビングコンピューターがエンリッチド・エア(32%)の設定。左が空気(酸素濃度は21%)。
減圧不要限界、要は窒素がたまりすぎない限界までのタイムリミットは、空気(左)が21分なのに対して、エンリッチド・エアは39分。かなりの余裕があります。

お次のアリガーケーブルも、24m前後のところに大きな根があり、その周りには、ハダカハオコゼが隠れていたり、夏にはスカシテンジクダイが渦のように群れ、それを狙うユカタハタ、岩の下にはソリハシコモンエビが隠れていたり。特に、一日の2本目、3本目ともなると、がんばって休憩をとっても、窒素がたまっていて時間に余裕がないのが常。しかし、エンリッチド・エアを使えば、余裕。

帰りには、最近卵を持ち始めたクマノミのところに寄り道して、じっくり写真を撮ってきましたよ。

p3280026 あかーいクマノミの卵のアップ

海の中はもう春ですね。新しい命がすくすくと育っていますよ。

*エンリッチド・エア(ナイトロックス)の良さは、最大深度が深い、今日のようなダイビングでも発揮されますが、意外に力を見せるのが、最大深度はさほど深くないが、ダイビングの平均深度が14-15mぐらいのダイビング。それぐらいの平均深度で30-40分と潜ると、結構窒素がたまるのです。皆さん、ぜひお試しナイトロックスで、体感してみてください。

2011 年 3 月 13 日

慶良間の海は。

こんにちは。

土門です。

相変わらず流される余震のニュースで聞く地名に 皆さんとの会話で伺った住所地が出てくることも多く心配しております。
東北地方太平洋沖地震の沖縄での被害は 私の知る限りなかったようです。
自らが大変なときに わたしたちの心配をしてくださる皆さんに感謝いたします。

沖縄にいて 皆さんのためにできることは、無事を祈ることと、募金、そして元気なわたしたちの姿をご報告することではないかと思います。
募金については 様々な手段がありますので個人的にも、出来ることをしてゆきたいと思います。

昨晩、津波注意報が解除されたこともあり、今日は慶良間へと出航してきました。
もちろん、警戒を緩めたわけではなく お客様にも「万一の場合はUターンして帰港」「ダイビング中に 何か情報が入ったら 必要に応じて船長が呼び戻しのコールをする」などのご案内をさせていただき、コース取りなどもこの点を考慮してのガイディングをいたしました。

このような中で 今日は13歳のJrスクーバダイバーが誕生しました!
なんと中学1年生。「いつかはダイビングを始めたい」と想い続けていたそうです。

昨日は、おかあさんといっしょに宿泊しているホテルで学科とプール。

学科風景セッティングです
これまで体験ダイビングをしたこともなかったそうですが 担当した大谷の話によると かなり上手だったそうです。

いよいよ海です

カクレクマノミと一緒に

これからは ファンダイビングでいろいろな水中の楽しみを見つけていきましょうね。

そして、僕土門の担当は昨日学科を行ったナイトロックスの海洋実習とファンダイビング。
1本目からウミガメ、、ホワイトチップシャークを見つけ、2本目では捕食中のヤッコエイを至近距離から観察。
3本目はカラフルな魚たちを撮影しまくりという1日でした。

皆さん、どうもありがとうございました!

明日以降も 引き続き警戒を緩めることなく、十分に気をつけながらご案内させていただきたいと思います。

2011 年 3 月 7 日

イナンビシ クマノミパラダイス

はいさい!大谷です。

昨日も撮影の為ビーフラップ号でケラマまで行ってきました♪
道中でクジラの群れ?に遭遇し6頭ほど見る事ができました!
海が穏やかだったため船が大きく揺れることもなくゆっくりとプチホエールウォッチングを満喫し幸先の良いスタートとなりました。

そして晴天のもと撮影は順調に進み終始和やかムードで終了です。
久しぶりにド緊張の大谷・・・

今日は海のご機嫌がななめな様子になったためイナンビシクマノミパラダイスにて撮影です。
テーマは「エンリッチドエアーダイビング」!
という事でモデルさんにはダイビング人生初のナイトロックスタンクを使用していただきました。
本日はPADIプログラムであるダイブトゥデイということで、
講習で習得する酸素濃度を測るためのアナライジングやダイブコンピューターの設定などは僕が行う隣でフムフムと一緒に確認。
ダイブトゥデイではナイトロックスを使いこなす!というよりもナイトロックスを使用する事の利点、メリットについて実際に水中で見てみよう!です。
ダイブコンピューターを通常の空気設定の物と酸素濃度の高いナイトロックス設定のものと2つを持って水中で確認してきました。
何が変わるの?と言うと減圧不要限界が長くなります!簡単に言うとその水深にいれる時間が長くなるという事。
減圧不要限界が長くなるということはそれだけ余裕がうまれます。
今日は深度、潜水時間などのダイブプロフィールは普段とほとんど同じでダイビング。
いつもより減圧不要限界が長い+いつもと同じダイブプラン=通常の空気より安全!!というわけです。

当然ナイトロックスの活用方法はこのようなパターン以外にもいろいろあります。
ダイビングを楽しむ幅をさらに広げる事ができたり、より安全になったりと・・・
イメージとしてはナイトロックスって面白いよね~。っと言うよりもナイトロックスを使ったダイビングでいつもよりも楽しむ範囲が広くなったねー、さらに安全になって安心できるよねー
っと言った感じでしょうか。
エンリッチドエアーナイトロックス 沖縄

ブルーフィールドではナイトロックスの利点を活かしたツアーやファンダイビングをオススメしております。
少し興味あるけどSPか~・・・という方はまずはダイブトゥデイから!
当日船の上で急遽使ってみたい!もアリですよ♪
お気軽にスタッフまでお声をお掛けくださいね~!

エンリッチド・エアーナイトロックスダイビング

2011 年 1 月 13 日

嘉手納近海ダイビング!

はいさい!大谷です。

沖縄も徐々に冬モードへと移りかわっているのを毎日肌で感じてはいますが、、、
本日、関東からお越しのお客様は「沖縄の水温は快適だね~」っと関東に比べるとやはり暖かいのですね。。
今日の沖縄は、気温18度に水温21度
東京と見比べると10度差!やっぱり暖かいんですね♪

お客様はお昼に到着のため午後からスウィフトでエンリッチドエアー使用で近海2本勝負!
1.赤立標
2.グリーンマーカー

この時期ならでは、土門&大谷のガイド2名で潜ってきました!
1本目の赤立標では嘉手納のアイドル(?)トウアカクマノミを目指して一直線!
いつものところに到着すると、、、あれ?!イソギンチャクがない!
でもトウアカクマノミはいる。。。
そして、本来イソギンチャクがあるはずのところはアリ地獄状にぽっこりと砂地がえぐれていました。
おそらく一時的にイソギンチャクが砂地に引っ込んでしまったのでしょうね。
ここのポイントでは初めてみた珍しい光景でした。

トウアカクマノミのイソギンチャクが~!!

そして、2本目のグリーンマーカーではサプライズゲストが登場しましたよ!
近海ではなかなか見かけることのないくらいのビッグサイズアオウミガメくんでした♪
最近、赤立標&グリーンマーカーで小型のタイマイをよく見かけるようになりましたが、大きいアオウミガメはなかなか見られないのでちょっとビックリ!
ここグリーンマーカーでの見所の一つであったカマスの群れは今日も健在!
むしろ今までよりもバージョンアップしていて物凄い数で群れていてかなりの迫力がありました!!
他にも、クマノミ各種を撮影したりオラウータンクラブの愛称で親しまれているミナミクモガニとカメラにもついつい力が入って撮影していましたよ。

オラウータンクラブ(ミナミクモガニ)エンリッチで沖縄ダイビング

潜り終わって夕方にお店に帰ってきてからはエンリッチドエアーの学科講習です!
ファイナルエグザムも無事に合格しとりあえず一安心といった様子でしたね♪
これから、沖縄の海で「Enriched Air」と書かれたステッカーが目印のタンクを今よりももっともっと見かける場面が増えてきますよ!
安全の為に、流行に乗り遅れないために、皆さんも早くエンリッチダイバーになりましょう!!

エンリッチド・エアーナイトロックスダイビング

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